【カーフィルム】ゴースト®フィルム施工についての誤った情報について
クルマの窓に施行する「カーフィルム」
最近では従来の黒だけではなく、様々な色のフィルムが販売されています!!
その中でも最近注目を集めているのが「ゴーストフィルム」と言う種類。
様々な色の種類があり、クルマのドレスアップアイテムとしても認知度が上がっています。
そんな「ゴーストフィルム」ですが、その施工方法について様々な情報が交錯しているようです。
そこで今回はこの情報について、正しい情報を正確にお伝えしていこうと思います!!
現在ゴーストフィルムの施行を検討されている方は、しっかり読んでしっかりと事実を理解しましょう(*^-^*)
クリックで飛ばせる目次
ゴーストフィルムとは
まず初めに「ゴーストフィルム」自体を知らない方に、ゴーストフィルムの説明をさせて頂きます。
もうご存じの方は、次の章から読んで頂ければOKです!!
そもそもゴーストフィルムとは、一体どんなフィルムなのか?
ゴーストフィルムは一般的なスモークフィルムとは異なり、天候や見る角度によって「青や紫」「黄色や緑」などの色味に変化するフィルムの事を指します。
なぜそのように色味が変化するのか…
それは、フィルムが「120層以上の多層レイヤー構造」によって成り立っているためです。
その原理を応用した新しい技術「多層屈折構造発色」によって生まれたアイテムが、この「ゴーストフィルム」と言う訳です。
国内では「ブレインテック社」が権利を持ち、販売をしている事でも有名です。
ゴーストフィルムが「実質使用禁止」の情報がネットに流出
2023年の5月中旬頃に、とあるネット記事が注目を集める事となります。
その記事とは「自動車情報誌を出版」している某大手出版社が投稿した記事です。
その記事の内容が…
【クルマの中が見えない「オーロラフィルム」「ゴーストフィルム」についにメス! 国土交通省による「実質禁止」の通達とは】
っという内容の記事でした。
既にネットからは削除されていますが、独自のルートから流出した記事を入手する事に成功しました。
⇓⇓以下にその記事のスクショを貼りますので、皆さんもご一読ください!!⇓⇓
ゴーストフィルムは「実質禁止」と言う内容
読んでもらえば分かると思いますが、この記事は「ゴーストフィルムは施工するな」と言う内容の記事です。
この記事を簡単に説明すると…
- カーフィルムは「可視光線透過率70%以上」が条件である
- これまでは測定機器に指定がなく、データにばらつきがあった
- 今後は「PT-50」「PT-500」(測定器の名称)のみで測定データを出す
- ゴーストフィルムは車内が見えないのでアイコンタクトの譲り合いが出来ない
- PT-50 PT-500で測定すると、ゴーストフィルムは可視透過率70%を確保できない
- 車検は通らない
- ゴーストフィルムは施工するだけムダ!!
こんな感じでしょうか??(。´・ω・)?
上記の事が大きく影響するので、ゴーストフィルムは実質禁止なのだそうです!!
ふーん、そうなんだ…( 一一)
この記事は流出の2日後に削除されている
上記の記事を意気揚々とネットに投稿するのですが、この記事はわずか2日でネットニュースから姿を消すハメになります。
それはナゼ?? あんなに自信たっぷりで言い切っていたのに??
その理由についてお話していきます。
かなり重要な内容になるので、しっかりと読んで理解しておく事が大事です!!
早い話が「フェイクニュース」だった!
結論からお話します!!
なぜこのニュースがネットから姿を消したのか。
それはこの記事が「まったくのデタラメな内容であった」からです!!
この記事を流出させたことで、この某出版社は「ブレインテック社」をはじめとする全国の「リーガルゴーストショップ」を完全に敵に回す事になります。
(有)ピュア社が動画にて解説
この件に関しては、ブレインテック社のリーガルゴーストショップに認定されている「有限会社ピュア」でも動画で解説しています。
ブレインテック社よりゴーストフィルムの施行を認定されている、全国にあるフィルム優良施工業者の事を指します
ちなみに(有)ピュアでは、YouTubeの「ピュアちゃんねる」を開設しています。
そしてこの動画を観て頂けると、「ピュアちゃんねる編集長」も怒り心頭で解説しているのが分かります(。-`ω-)
ゴーストフィルムは全てダメと言い切った
記事の中では「ゴーストフィルムが全てダメ」という感じで、完全に言い切ってしまっています。
もちろん貼り方によっては、可視光線透過率70%を確保出来ないケースも考えられます。
しかしリーガルゴーストショップで施工するのであれば、可視光線透過率70%をしっかりと確保する施工をしてくれます。
動画で解説している「有限会社ピュア」では「PT-500(計測器)」を所有しているので、その場でしっかりと透過率を測る事が可能だそうです。
そしてしっかりと計測した上で車検に通すので、もちろん車検にも問題無く通過する事が出来るそうです。
つまり色々なケースが存在する中、ゴーストフィルムの全てを「全否定」したのは良くなかったですね~。
国土交通省から「禁止の通達」が来たと報じた
2023年1月に国土交通省から「ゴーストフィルム禁止の通達が来た」とも報じています。
しかしこれに関しては禁止の通達ではなく、測定機器の指定(PT-50・PT-500)を促す内容になっています。
つまり「PT-50・PT-500」以外の機器で可視光線透過率70%を超えていても、それは公式の測定値として認められないと言う事を伝えている内容です。
ブレインテック社でも対応
もちろんこの記事に対して早々に行動に出たのは「ブレインテック社」である。
この件に関しては2023年5月16日に、ブレインテック社の公式サイトでも「当社ゴーストフィルムに対するメディアによる誤った発信」として、扱っています。
2023/05/16
昨日、当社の販売する保安基準に適合して施工が可能なゴースト®フィルムが国土交通省により「実質禁止」になったとのメディアによる誤った記事がございました。
本日、発信元より記事の訂正および謝罪を受けました。
記事訂正は末文に追加されているだけですが後日正しい発信を行って頂ける予定です。
過去、現在、今後も施工後可視光線透過率70%以上のゴーストフィルム装着車は保安基準に適合して検査も通ります。
フィルムに色が有る、反射が有る、無色で無くても保安基準に適合いたします。
検査は可視光線透過率を計測して判断するように検査方法に定められていますので計測なく検査に通らない事は有りません。
「国土交通省 令和5年1月13日の通知」は検査方法の差異に対するもので審査事務規程に基づかない規定外の測定器の使用や可視光線透過率を計測しない、目視主観での検査方法に指導が入ったものです。
フィルムに対する道路運送車両の保安基準は過去も現在も変更有りません。
可視光線透過率測定器(PT-50/PT-500)で計測する、測定器を持たない指定工場は運輸支局等又は軽自動車検査協会に現車を持ち込み受検することが記載されています。
ゴーストフィルムに限らず施工を行う者は必ず規定された要件を満たす可視光線透過率測定器PT-500で可視光線透過率70%以上を確認して施工をお願いいたします。
当社販売ゴースト®フィルムを施工、可視光線透過率測定器PT-500/PT-50を使用して施工後の可視光線透過率測定、測定結果証明書を発行しているLGSリーガルゴーストショップでの施工をお勧めいたします。
当社以外のフィルムに対するコメントは差し控えさせていただきます。
後日、より詳しい発信を行わせて頂きます。
某大手出版社は謝罪する事に
この記事を巡り某大手出版社は記事の投稿2日後に記事を削除し、ブレインテック社に謝罪する事になったそうです。
また、正しい内容の記事で再度ネットにて発信する事も約束したそうです。
そりゃそうですよね…。
まとめ
今回は「ゴーストフィルム施工に関するフェイクニュース」について解説しました。
今回の記事は既に削除されていますし事実とは異なる内容なので、皆さんは信じないでくださいね!!
ゴーストフィルムは正しい施工をしてもらう事で、違法にはなりません。
インターネットは便利ですが、一歩間違えると取返しの付かない事にも…。
今回の記事では実際に多くの方が混乱されたのではないかと思います。
怪しいと感じた記事には、違った目線から再度確認する事も大事かもしれませんね(*^-^*)
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