車検・点検

車検代が半分以下に?!実は意外と知られていない安くて簡単なユーザー車検はマジでやるべき!!

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ユーザー車検に興味がある方に向けて記事を書いています

この記事を読むと…

ユーザー車検に関する知識と車検を通す方法が身に付きます

 

クルマの維持費の中でも毎回頭を悩ませるのって…ズバリ車検じゃないですか??

新車購入からなら3年後、その後は2年毎に来る大きな出費のイベント(´;ω;`)

 

年数が経つにつれ車検代もどんどん高くなっていくし、その都度お金の工面をしないと日頃の生活にも支障が…

ですが、そんな出費を極限に下げる方法があります!!

 

それは「ユーザー車検」です!

 

実は私くろぼんは、ユーザー車検で車検代を半分以下に抑える事に再成功しています ( *´艸`)

今回はそんなユーザー車検の方法を教えちゃいますよ!

 

一見難しく捉えがちなユーザー車検ですが、実は思った以上に簡単に出来ちゃいます。

興味があるなら、是非とも読んでいって下さい!

 

 

毎回の車検代って、正直バカにならないんで毎回ビクビクしちゃいます。

確かに車検代はクルマの維持費の中でもかなり高額な部類に入りますからね。

なんとか車検代を安く収める方法ってないかしら…

それなら「ユーザー車検」にチャレンジしてみたらどうですか?

「ユーザー車検」って聞いたことはあるけど、どんなものかわからないし…難しそうだなぁ~

それなら「ユーザー車検」のやり方をお教えしますので、是非ともチャレンジしてみましょう!!

 

ユーザー車検ってなに?

 

ユーザー車検とは、業者ではなく「ユーザー(クルマの持ち主)」自身が車検を通す一連の作業を行うことを言います。

 

基本的に車検は、販売店や整備工場などに委託して作業してもらう事が主流です。

しかし委託する為にはもちろん手数料がかかったり、必要以上の部品交換などで料金が高くついてしまいます。

 

しかしユーザー自身が車検を通す事によって、手数料や必要最低限の部品交換などでコストを削減する事が可能なのです。

 

くろぼんの本音

何かを依頼する際の「手数料」は、考え方によってはムダな出費の部類に入りませんか?

この手数料は丸々依頼先の利益になる部分なので、その額面は依頼先によって様々です。

ぶっちゃけ言ってしまうと、大した仕事しなくても手数料はガッツリ取られます。

車検も同様で、かなりの額の手数料を取られます。

なのでユーザー車検も一度覚えてしまえば、無駄な手数料がかからずに安価に抑える事ができるんですよ!!

 

ユーザー車検ってどこで出来るの?

 

ユーザー車検は管轄の運輸支局で受ける事が出来ます。

管轄の運輸支局が分からない方は下記のリンクから自身の地域の管轄を調べて見て下さい。

 

また何か不明な点があれば、電話して聞く事で分かりやすく教えてもらえますよ!

 

 

必要な書類は事前に準備しておこう!

 

運輸支局にてユーザー車検を行う際には、下記の書類が必要になります。

忘れ物が無いように、事前に準備しておきましょう。

 

  • 自動車検査証(車検証)
  • 納税証明書(自動車税)
  • 自賠責保険証明書
  • 整備記録簿

 

くろぼんのワンポイント

上に書いてある4つの中で「納税証明書」以外のものは、基本的にはクルマの「ダッシュボード」の中にひとまとめになって入っています。

俗に言う「車検証入れ」っていう本みたいな形状のものの中に入っているはずなので、確認しておきましょう!

 

納税証明書は納税後に控えとして貰える小さな紙になるので、無くさずに保管しておいてくださいね。

 

納税証明書を値くしてしまった(´;ω;`)

前述した通り、納税証明書はぶっちゃけ「無くしやすい紙切れ」です。

それゆえに、結構無くしてしまう方が多くいるんです。

 

仮に納税証明書を無くしてしまった場合には、再発行が出来るのでご安心ください!

再発行の方法は、以下の通りです。

 

普通自動車

再発行の方法は、基本的にどこの自治体でも同じ手順になります。

先ずは車検証の写しを準備しておきましょう。

 

各都道府県の自動車税事務所出向き、「納税証明書の再発行がしたい」と伝えて下さい。

すると申請書を渡されるので、申請書に必要事項(クルマの登録番号、所有者の住所など)を記入して車検証の写しと一緒に窓口に提出します。

ちなみに代理人が申請を行う場合は、代理人の署名と住所の記入も必要になります。

 

また、郵送で申請する場合は申請書に必要書類を同封して、税事務所に郵送します。

 

軽自動車

軽自動車の場合も、必要な物や基本的な流れは同じです。

 

しかし軽自動車税は市区町村税であることから、軽自動車税納税証明書の再発行は都道府県税事務所ではなく「各市区役所の窓口」に申請することになるので注意しましょう。

 

再発行手数料

再発行にかかる手数料は基本的にどの自治体でも無料です。

しかし納税証明書の用途や地域によっては数百円程度の発行手数料がかかることもあります。

 

申請前に確認しておくか、いくらか小銭を用意しておくと安心です。

 

当日に運輸支局でも作成する書類があります

 

車検当日に運輸支局の窓口で下記の書類が用意されているので、そちらもユーザー車検には必要になりますので作成しておきましょう。

また書類に押印箇所があるので、認印も忘れずに!!

 

下記の書類に関しては記入の見本もあるはずなので、そちらを見ながら間違いのないように作成しましょう。

 

  • 自動車重量税納付書・印紙
  • 継続検査申請書(専用3号様式)
  • 自動車検査票・手数料納付書・印紙・証紙

 

くろぼんのワンポイント

現地で作成する書類に関しても、難しい手順は一切ないですよ。

記入の見本もあるし窓口のスタッフも教えてくれるので、分からなければ聞きまくりましょう!

優しいスタッフの方なら、代わりに書いてくれることもありますww

どういう検査をするのか?

 

気になる検査項目ですが、基本的には以下の8つの項目になります。

一見難しそうなことが書いてありますが、ぶっちゃけあなたがやる事は簡単な事ばかりです。

 

  1. 同一性の確認
  2. 外廻り検査
  3. サイドスリップ検査
  4. ブレーキ検査
  5. スピードメーター検査
  6. ヘッドライト検査
  7. 排気ガス検査
  8. 下廻り検査

 

同一性の確認

・車検証の情報と、実際の検査するクルマが同じであるかどうかの確認

 

検査員が車検証とクルマが合っているかを確認するだけなので、あなたは何もする事はありません。

 

外廻り検査

・保安装置(クラクション等)走行装置(タイヤ等)乗車装置(シートベルト等)灯火装置(ライト・ウインカー等)の検査

 

あなたがやる事は「クラクションを鳴らす」「ライトやウインカーを点ける」くらいです。

後は検査員が触接確認してくれます。

 

サイドスリップ検査

・前輪タイヤの横滑り量の測定(直進安定性)

 

サイドスリップテスターと呼ばれる板の上をクルマで真っすぐ通過するだけで検査が完了します。

検査員の指示に従えば、特に難しくはなく簡単に終わります。

 

ブレーキ検査

・前輪・後輪のブレーキの制動力の検査

 

ローラーのついた機械でタイヤを回転させて、ブレーキを踏んで制動力の値をチェックします。

つまりあなたは、いつもの様にブレーキを踏むだけでOKです。

 

スピードメーター検査

・速度表示と実際の速度の誤差の測定

 

ブレーキ検査と同様にタイヤをローラーで回転させて、実際に走行している状態を作ります。

あなたはその状態でクルマのスピードメーターが40㎞を示した所で、検査員に合図をするだけでOKです。

そうすると検査員は実際の速度とのズレをみて判定を出します。

 

ヘッドライト検査

・ヘッドライトの光量・光軸の検査

 

文字通りヘッドライトの検査なので、あなたはライトを点けたり消したりハイビームにしたりするだけです。

 

排気ガス検査

・排気ガスに含まれる一酸化炭素と炭化水素の濃度の検査

 

アイドリングの状態で、検査員が計測器を使って排気ガスの濃度を測ります。

つまり、ここでもあなたは何もすることはありません。

 

下廻り検査

・オイル漏れや車両下部の不具合の確認

 

下に穴が開いている設備に、クルマで蓋をするように停車させます。

すると穴から検査員が顔を出し、あなたのクルマの下回りの検査をしてくれます。

「オイル漏れ」「グリス漏れ」「ゴムブーツ類の異常」などを検査してくれるので、やはりここでもあなたがする事は何もありません。

 

あなたがすることは「ほとんどなし」

このように基本的には各検査項目において、あなたがする事はほとんどありません。

全て検査員の指示に従い、各検査ポイントを廻るだけです。

分かりやすく言うと…呼ばれて看護師さんの言われるままに検査を受ける「健康診断」に感じがにているかもしれませんね ( *´艸`)

 

気になる車検費用について

 

基本的にユーザー車検にかかる費用は以下の3つになります。

 

  1. 検査手数料
  2. 自動車重量税
  3. 自賠責保険料

 

検査手数料

ユーザー車検を受ける為に運輸支局に支払う手数料になります。

手数料は「普通」は¥1,800「小型」は¥1,700と金額が異なりますので確認が必要になります。

 

確認方法は車検証に記載してある【自動車の種別】の欄で確認ができます。

 

自動車重量税

重量税は、車両の重さや所定の条件によって税額が決められています。

また「エコカー減税」の施行で対象車は、減税を受ける事が出来ます。

 

下図は車検時に納める自動車重量税の一覧になるので、ある程度の参考にしておくと良いと思います

 

車両重量 車検実施時(2年)
エコカー減免適用 エコカー減免無し
    エコカー      (本則税率) エコカー以外
免税 13年未満 13年経過 18年経過
~500kg以下 0 5,000 8,200 11,400 12,600
~1,000kg以下 0 10,000 16,400 22,800 25,200
~1,500kg以下 0 15,000 24,600 34,200 37,800
~2,000kg以下 0 20,000 32,800 45,600 50,400
~2,500kg以下 0 25,000 41,000 57,000 63,000
~3,000kg以下 0 30,000 49,200 68,400 75,600

 

自賠責保険料

任意保険とは違い、クルマの使用者が必ず加入しないといけない保険(対人保険)で、基本的には24ヵ月の加入になります。

仮に車検も自賠責も切れてしまっている場合には25ヵ月の加入になります。

 

車種 保険期間
1ヵ月 12ヵ月 13ヵ月 24ヵ月 25ヵ月 36ヵ月 37ヵ月
自家用自動車 5,860 12,700 13,310 20,010 20,610 27,180 27,770

 

 

くろぼんの本音

ぶっちゃけたお話…

フルサイズミニバンの車検でも、6万円でおつりが返ってきました。

どうですか??これをクルマ屋さんや整備工場で依頼したら…15万円くらいは予測しておかないといけません。

ユーザー車検は覚えておいて損はないですよ!!

 

まとめ

何をするにも初めてと言うのは身構えてしまいますが、一度体験してしまえば意外と「簡単」だと思います。

以前私が実際にユーザー車検を通したクルマ(トヨタヴェルファイア 初年度登録2014年9月)にかかったお金は

¥54,610

でした。

 

内訳としては…

 

  • 自賠責保険料:¥20,010
  • 自動車重量税:¥32,800
  • 検査手数料 :¥1,800

 

ちなみに普通に販売店などに依頼したら、この倍以上は間違いなくかかるでしょう(;^_^A

 

私が行った時には女性がお一人でユーザー車検を受けているのもチラホラ見受けられたし、各所に検査員もいるので何かあれば聞いてみる事も出来ます。

 

またここでは紹介しきれませんでしたが、ユーザー車検を受ける前に事前に一通りの検査を受ける【予備検査場】と言う場所も存在します。

 

有料にはなってしまいますが、上手に利用する事で非常に心強い味方になってくれますよ!!

予備検査場に関しては別途記事を追加するので、そちらもあわせて読んで見て下されば幸いです(*^-^*)

 

※この記事の件でお聞きしたい事があれば、お気軽にコメントください!

 出来る限り分かりやすくご説明させて頂きます (*^-^*)

 

あわせて読んでみてください

予備検査場はユーザー車検の強い味方!!

 

 

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この記事を書いた人

くろぼん

くろぼんと申します。 自動車販売店・自動車買取店の店長の前歴を持ちながら 現在はとある業種の事務方をやっております。 主に初めての自動車に関する出来事について自分が思った事や、あなたに伝えたい事・あなたが知りたい事・豆知識などを発信していきます。 何か少しでも今後のお役に立てばこれ幸いでございます(*^-^*)

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