【完全保存版】これさえ読めば全部わかる!クルマの税金ガイド

「クルマの維持費って、いったいどれくらいかかるんだろう…?」
クルマを買うとき、まず頭に浮かぶのがこの疑問ですよね。
特に、免許取り立ての人やクルマに詳しくない女性にとっては、税金の話は難しく感じられるかもしれません。
でも、安心してください!
この記事では、クルマにかかる税金の種類から、支払い方法、お得な情報まで、どなたにでもわかるくらいカンタンに解説します。
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1. そもそも、クルマの税金ってなんで払うの?
クルマは道路を走るためにたくさんの人の力で作られ、そして維持されています。
私たちが納める税金は、道路を整備したり、渋滞を解消するための道路を作ったり、信号機を設置したりと、みんなが安全で快適にクルマに乗れるように使われています。

2. クルマの税金は「買うとき」と「持っているとき」の2種類
クルマにかかる税金は、大きく分けて2つのタイミングで発生します。
- クルマを買うときにかかる税金
- クルマを持っているときにかかる税金
この2つをしっかり理解すれば、もう税金で迷うことはありません!
3. 【買うとき】にかかる税金
クルマを新しく買うときや、中古のクルマを買うときに一度だけ払う税金です。
(1) 消費税
これはみなさんもよく知っていますよね。
クルマの本体価格やカーナビ、フロアマットなど、クルマを買うときに支払う金額の10%が消費税としてかかってきます。

たとえば、300万円のクルマを買うなら、消費税は30万円になります。
けっこうな金額になるので、クルマを選ぶときは消費税も一緒に考えておきましょう。
(2) 自動車税環境性能割
ちょっと難しい名前ですが、これは「クルマの燃費がいいほど安くなる」税金です。
以前は「自動車取得税」という名前でしたが、2019年に変わりました。 燃費が良いエコなクルマを買うことで、地球にやさしい行動をすると、税金が安くなるという仕組みです。
- 燃費がとくにいいクルマ(電気自動車や水素自動車など)→ 税金はかからない
- 燃費がまあまあ良いクルマ → 税金が安くなる
- 燃費があまり良くないクルマ → 税金がかかる

新車を買うときも、中古車を買うときも、この税金はかかります。
クルマの販売店が計算してくれるので、自分で計算する必要はありません。
4. 【持っているとき】にかかる税金
クルマを持っている限り、毎年必ず払う税金と、クルマの健康診断である「車検(しゃけん)」のときに払う税金があります。
(1) 自動車税(種別割)
これは、クルマの排気量(エンジンの大きさ)によって金額が変わる税金で、毎年払います。
毎年4月1日の時点でクルマを持っている人が支払う税金で、だいたい5月ごろに、都道府県から家に振込用紙が送られてきます。
クルマの排気量って、車検証(クルマの戸籍みたいなもの)に書いてあるのですが、簡単にいうとエンジンの大きさのこと。
排気量が大きいクルマは、パワーがあって速く走れますが、税金は高くなります。
クルマの排気量 | 年間の税額(自家用) | |
---|---|---|
1,000cc以下 | 25,000円 | |
1,000cc超~1,500cc以下 | 30,500円 | |
1,500cc超~2,000cc以下 | 36,000円 | |
2,000cc超~2,500cc以下 | 43,500円 | |
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中古でクルマを買うときは、そのクルマが何年前に作られたかをチェックするのも大切です。
つまり、クルマの税金は、「クルマ社会をみんなで支えるための会費」みたいなものなんです。