維持費

【保存版】軽自動車の維持費、実はこんなに安かったんです。元クルマ屋店長が軽自動車の維持費について解説します!

  • コピーしました

どうも、こんにちは!

元クルマ買取屋の店長くろぼんです。

 

クルマ屋時代、毎日たくさんのお客さんとクルマの話をしてきたんですが、中でも一番多かったのが「維持費って、ぶっちゃけいくらくらいかかるんですか?」という質問でした。

 

特に、初めてクルマを買う女性の方や、子育て中の主婦の方なんかは、クルマ選び以上に維持費のことで悩んでしまうんですよね。

「クルマが欲しいけど、ローンを組んだら維持費まで手が回らないかも…」 「軽自動車って本当に安いの?やっぱり普通車の方がいいのかな…」

 

私もプロとして、正直に答えていました。

「軽自動車は維持費が圧倒的に安いです!」ってね。

でも、ただ安いだけじゃなく、なんで安いのか、どこにどんなお金がかかるのかをしっかり理解しておくことが、賢くクルマを維持する一番のコツなんです。

 

この記事では、私がクルマ屋時代にお客さんに伝えてきた、軽自動車の維持費のリアルな内訳と、賢くお金を管理する方法を全部お教えします。

この記事を読めば、もう維持費のことで頭を抱えることはなくなりますよ。

 

さあ、一緒に見ていきましょう!

 

はじめに 維持費って何?軽自動車は本当に安いの?

 

「維持費」と一言で言っても、実は様々な項目があるんです。

これを理解しないままクルマを買ってしまうと、「あれ、こんなにお金がかかるの!?」って後で慌ててしまう原因になります。

 

クルマの維持費は、大きくこの6つに分けられます。

 

  1. 税金(毎年)
  2. 保険料(毎年、または車検ごと)
  3. ガソリン代(毎日、使うたび)
  4. 駐車場代(毎月)
  5. 車検代(2年ごと)
  6. その他(修理費や消耗品など、不定期)

 

正直、普通車に比べると、軽自動車はこれらのほとんどの項目で、コストをグッと抑えることができるんです。

まずは、毎年決まって支払う費用から見ていきましょう。

 

【毎年必ずかかるお金】プロが教える賢い節約術!

 

ここでは、年間で必ずかかる「税金」と「保険料」について解説します。

 

① 軽自動車税

これは、クルマを持っている人全員に課せられる税金です。

毎年4月1日時点でのクルマの所有者に、その年の分をまとめて支払う義務が発生します。

 

軽自動車の税金は、一律10,800円!

 

これは、本当に驚くほど安いんです。比較のために普通車の税額を見てみましょう。

 

  • 軽自動車:年間10,800円
  • 普通車(排気量1.0L超~1.5L以下):年間30,500円

 

どうですか?普通車と比べて、年間で約2万円も差があるんです。

この差額だけでも、ガソリンを満タンにできるくらいの金額になりますよね。

 

② 自賠責保険料(強制保険)

これは、法律で加入が義務付けられている保険なので「強制保険」とも呼ばれています。

もしも事故を起こして、相手をケガさせてしまったときの治療費などを最低限補償してくれます。

 

自賠責保険料は、車種や排気量に関わらず、ほぼ一律。

ただし、軽自動車は普通車と比べてわずかに安く設定されています。

 

軽自動車の自賠責保険料は、2年間で20,010円(24ヶ月)です。

つまり、年間で約1万円。

 

これは車検のタイミングで支払うことがほとんどです。

 

③ 任意保険料(自動車保険)

「自賠責保険があるから大丈夫じゃないの?」

いえいえ、それは大きな間違いです。

 

自賠責保険は、あくまで相手のケガに対する補償しかしてくれません。

例えば…

 

  • あなたのクルマが壊れたときの修理代
  • 電柱にぶつかってしまったときの賠償
  • 相手のクルマを傷つけてしまったときの修理代

 

これらは、すべて自賠責保険の補償対象外です。

だからこそ、万が一に備えて「任意保険」に加入することが不可欠なんです。

 

任意保険料は、あなたの年齢やクルマの等級(事故歴)、補償内容によって大きく変わります。

ですが、軽自動車は普通車と比べて、保険料が安くなる傾向にあるんです。

 

なぜ軽自動車は保険料が安いの?

私がクルマ屋で見てきた経験からすると、この2つが主な理由です。

 

  • 車両価格が安いから

万が一全損した場合でも、保険会社が支払う保険金が普通車より少ないため、保険料を安く設定できます。

 

  • 事故率が低いから

一般的に、軽自動車は街中での利用が多く、スピードを出す機会も少ないため、大きな事故につながりにくいとされています。

 

あなたの年齢や運転歴にもよりますが、軽自動車の任意保険料は年間で3万円~10万円程度が相場です。

この金額で、もしもの時の大きな出費に備えられると思えば、安いものですよね。

 

【普段からかかるお金】使い方で変わる費用

 

ここでは、日々の運転でかかる費用について解説します。

 

④ ガソリン代

軽自動車は、その名の通り車体が軽く、搭載しているエンジンの排気量も小さいので、燃費が良いのが特徴です。

もしあなたが通勤や買い物で、月にだいたい500kmくらい走ると仮定してシミュレーションしてみましょう。

 

  • クルマの燃費: 1リットルあたり20km走ると仮定
  • 月の走行距離: 500km
  • ガソリン代: 1リットル170円と仮定(高めにしてあります)

 

計算式: (月の走行距離 ÷ 燃費) × ガソリン代 = (500km ÷ 20km/L) × 170円/L = 25L × 170円/L = 4,250円

 

月々これくらいの金額で収まれば、お財布にも優しいですよね。

もちろん、走行距離が伸びればガソリン代も増えますが、燃費の良いクルマを選べば、普通車よりも大幅にガソリン代を節約できます。

 

⑤ 駐車場代

これは、住んでいる場所によって大きく変わる費用です。

持ち家にクルマを停めるスペースがあればタダですが、賃貸物件や月極駐車場を借りる場合は費用が発生します。

 

都心部だと月額数万円することもありますが、地方であれば月額数千円で借りられることも少なくありません。

まずは、あなたの住んでいる地域の相場を調べてみてください。

 

【定期的にかかるお金】車検は賢く乗り切る!

 

次は、2年に一度、まとまったお金が必要になる「車検」についてです。

 

⑥ 車検費用

車検は、クルマが安全に走行できる状態かを国が定めた基準で検査するものです。

新車で購入した場合は3年後、その後は2年ごとに必ず受けなければいけません。

 

車検費用は、大きく「法定費用」「点検・整備費用」の2つに分かれます。

 

【法定費用】

これは、どこで車検を受けても必ずかかるお金です。軽自動車と普通車では、この法定費用にも大きな差があります。

 

  • 自動車重量税: クルマの重さにかかる税金
    • 軽自動車:6,600円(2年分)
    • 普通車:24,600円~(1.5t以下のクルマの場合、2年分)

 

  • 自賠責保険料: 19,730円(24ヶ月)
  • 印紙代: 1,800円

 

【点検・整備費用】

これは、クルマの劣化具合や部品交換の必要性に応じて変わる費用で、車検を依頼する場所によっても金額が変わります。

 

  • ディーラー: 安心感がありますが、費用は少し高めです。
  • カー用品店やガソリンスタンド: 比較的安価なことが多いです。
  • 認証・指定工場: 専門的な整備をしてくれます。
  • ユーザー車検: 自分自身で検査場に持ち込む方法で、一番安く済みますが、知識が必要です。

 

軽自動車の車検代は、法定費用と整備費用を合わせて、だいたい6万円~10万円くらいで収まることが多いです。

普通車だと、10万円を超えることがほとんどなので、ここでも軽自動車のメリットが光ります。

 

【もしもの時にかかるお金】プロが教える故障のサイン

 

クルマは機械なので、不定期に修理や部品交換が必要になることがあります。

 

⑦ 修理費・消耗品代

クルマ屋時代、お客さんからよく「これ、交換した方がいいですか?」と聞かれました。

特に交換頻度が高いのは、以下の部品です。

 

  • エンジンオイル

走行距離3,000~5,000km、または半年に一度の交換が目安。軽自動車なら3,000円~5,000円くらいです。

 

  • バッテリー

寿命は2~3年が目安。エンジンのかかりが悪くなったら交換のサインです。1万円~2万円くらいかかります。

 

  • タイヤ

溝が浅くなったり、ひび割れがあったりしたら交換が必要です。4本で数万円かかります。

日頃からこれらの状態をチェックするだけで、急な出費を避けることができますよ。

 

⑧ 高速道路料金

もしあなたが高速道路を利用することがあれば、これも維持費の一部です。

軽自動車は高速道路の料金が、普通車よりも2割ほど安く設定されています。

 

長距離ドライブをすることが多い人にとっては、この差は本当に大きいんです。

 

ぶっちゃけ、年間いくら?元クルマ屋店長が教えるリアルな維持費

 

さあ、いよいよ本題です。

これまでに挙げた費用を全部足して、年間でどれくらいかかるのかリアルにシミュレーションしてみましょう。

 

【仮定】

  • 新車で購入後、初めての車検を迎えるまでの1年間
  • 任意保険料は年間5万円とする
  • 月極駐車場を借りる(月額5,000円)
  • ガソリン代は年間5万円とする
  • その他消耗品代は年間1万5千円とする

 

【内訳】

  • 軽自動車税: 10,800円
  • 自賠責保険料: 約10,000円(2年分20,010円÷2)
  • 任意保険料: 50,000円
  • 駐車場代: 5,000円 × 12ヶ月 = 60,000円
  • ガソリン代: 50,000円
  • その他(消耗品など): 15,000円

 

合計: 10,800円 + 10,000円 + 50,000円 + 60,000円 + 50,000円 + 15,000円 = 195,800円

軽自動車の年間維持費は、おおよそ20万円くらいが目安です!

 

これを1ヶ月あたりに換算すると… 20万円 ÷ 12ヶ月 = 約16,666円!

どうですか?

毎月2万円もかからない金額で、クルマのある生活が送れると考えると、なんだか現実的に感じてきませんか?

 

もちろん、これはあくまで一例です。

駐車場代やガソリン代がもっと安く済む人もいれば、もう少し高くなる人もいます。

でも、大まかな目安として、この金額を知っておくことが大切です。

 

最後に。維持費の心配は、今日で終わりです!

 

私はクルマ屋として、お客さんが「このクルマを買ってよかった!」と心から思ってくれることが一番の喜びでした。

そのために、購入前の不安や疑問を一つずつ解消していくことを大切にしてきました。

 

軽自動車は、維持費の安さだけでなく、小回りが利いて運転しやすく、デザインも豊富です。

これからクルマのある生活を始めようと考えているあなたにとって、最高の相棒になってくれるはずです。

 

もし「維持費が心配…」とクルマを買うことをためらっていたのなら、もう大丈夫。

このブログを読んだあなたは、クルマの維持費についてしっかりと理解できたはずです。

 

あなたの新しいクルマライフが、素晴らしいものになることを心から願っています!

  • コピーしました

この記事を書いた人

くろぼん

くろぼんと申します。 自動車販売店・自動車買取店の店長の前歴を持ちながら 現在はとある業種の事務方をやっております。 主に初めての自動車に関する出来事について自分が思った事や、あなたに伝えたい事・あなたが知りたい事・豆知識などを発信していきます。 何か少しでも今後のお役に立てばこれ幸いでございます(*^-^*)

コメントフォーム

名前  (必須)

メールアドレス (公開されません) (必須)

URL (空白でもOKです)

コメント

トラックバックURL: 
サイト内記事はここから探せます
今注目のカーリース!!
輸入車売るならココ!!
何となく分けてみました
Brother Blog Site

ポチっとして頂けるとブログ更新の励みになりま~す
にほんブログ村ランキング

Twitter Time Line
過去記事のかずかず