クルマを買う時にクルマ以外にかかるお金ってどんなものがある??
こんにちは!!
今回はクルマにかかるお金のお話をしようと思います。
初めてクルマの購入を考えてるヤングな方や、「何となくクルマに乗っているけど実際その辺よく知らな~い」って言う奥様など(*^▽^*)
実は皆さん知っていそうで知らないお話だと思うので、私なりに掘り下げてお話していきましょう!!
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まずはじめに
自動車を購入するには、当たり前ですが自動車自体のお金を支払わないと自分のものになりませんよね。
しかし!
車両代金を支払えば自分の物になるかもしれませんが、それだけではクルマを活用する事が出来ません。
そのクルマを乗れる様にする為には、車両とは別でお金を支払わないといけません。
車屋さんなどでよく聞く【コミコミ】ってやつですね!! 「登録諸費用」とか「諸費用」と言われている部分です。
その【コミコミ】とはどんな物の事を言うのでしょうか??
クルマの購入時にかかる費用一式
- 車両代金
- 法定費用
- 登録諸費用
- 代行費用
車両代金
これはその名の通り「クルマの本体価格」の部分になります。
価格の差は非常に幅があり新車・中古車であったり、クルマのタイプ・グレードによっても大きく変わります。
普通車・軽自動車でも価格の差が出ますし、オプション品の追加などでも車両代金は変わってきます。
中古の軽自動車等であれば安ければ50万円~購入できるクルマもたくさんありますし
新車の高級車になれば、国産車でも1,000万円以上のクルマもあります(;゚Д゚)
法定費用
法定費用は分かり易く言えば【国に納めるお金】の部分になります。
支払うのは「車屋さん」になりますが、このお金は車屋さんの利益にはならず
国が法律で決めた費用になるので、そのまま国に納める事になります。
法定費用の主な内訳としては…
- 自動車税(軽自動車税)
- 自動車重量税
- 自賠責保険
- 環境性能割
- リサイクル料金
自動車税(軽自動車税)
自動車税とはクルマの排気量(エンジンの大きさ)に応じて決まっている税金です。
排気量の大きいクルマになればなるほど、自動車税は高くなっていきます。
ちなみに軽自動車の場合は一律になっています。(ただし乗用・貨物等では金額が変わります)
自動車重量税
自動車重量税は上記の自動車税とは違い、自動車の重量(車体の重さ)で決まる税金です。
車体が重くなればなるほど自動車重量税は高くなっていきます。
しかし軽自動車に関しては自動車税と同様で一律扱いになっています。
自賠責保険
自賠責保険は「自動車損害賠償責任保険」の略です。
自賠責保険は任意保険とは違い、加入が義務付けられている保険料になります。
環境性能割
環境性能割とは、まだご存じの方も少ないかもしれませんね。
2019年10月に導入された項目で、それまでの「自動車取得税」の廃止に伴い施行されました。
基本的には自動車取得税と同じ役割のポジションですが、それと比べると燃費の良し悪しで税額が変わるようになりました。
早い話が【燃費の良い車は負担は少なく】【燃費の悪い車は負担が大きい】と言う事になります。
最近のクルマは燃費の向上をウリにしている事が多いので、最近の車であれば環境性能割は安く済むという事になりますね。
リサイクル料金
リサイクル料金は、購入するクルマの廃車費用の前払い料金になります。
自身のクルマを何らかの理由で廃車にする時に必要になってくる料金になるので、廃車せずに売却や下取りに出す場合この項目は返金されます。
登録費用
この項目は購入したクルマを乗れる様にするの為の「手続き」に必要になってくる料金の事です。
登録諸費用の内訳としては…
- 車庫証明費用
- ナンバープレート費用
- 検査登録費用
車庫証明費用
クルマを買ったらそのクルマを保管する場所が必要になりますよね。
逆に保管場所が無い場合は、クルマを購入する事が出来ません。
自己所有のお家の駐車スペースであったり月極駐車場を借りたり、クルマを買う事をきめたらまず最初に保管場所の確保をしましょう。
車庫証明代はその車を保管する為の車庫証明書【自動車保管場所証明書】を申請するのに必要な代金になります。
ナンバープレート費用
道路を走るクルマには必ず「ナンバープレート」が付いていますよね。
そのナンバープレートを買うための代金になるのですが、最近では自由に番号が決められる【希望ナンバー】が主流になってきています。
その希望ナンバーにしたい場合は更に希望ナンバーの申請料金がプラスでかかります。
検査登録費用
納車までの車両の点検・検査や中古車などの移転登録の際に必要になってくる代金になります。
場合によってはナンバープレート代もこの項目に入る場合もあります。
代行費用
この項目はあなたに代わって車屋さんに手続きをしてもらう為の手数料と考えて頂けると、分かり易いと思います。
つまりご自身で「すべての事をやります!!」と言う方であれば、代行費用は掛からずに済む項目になります。
しかし、大体の販売店はこの部分を利益として考えている事が多いので
「面倒な事は全て当社で行いますから!!ご安心ください!!」っと言ってくるはずです(笑)
確かにご自分で全てを行うのは時間もかかりますし、結構面倒くさい項目が多いのは間違いないので
ここはよほどの事が無い限り、お店のスタッフにお任せした方が良いと思います(*^▽^*)
代行費用の主な項目の内訳は…
- 車庫証明申請代行費用
- 検査登録代行費用
- 下取り代行費用
- 希望ナンバー代行費用
- 法定費代行費用
- 納車費用
車庫証明代行費用
車庫証明を申請・発行する作業をお店に依頼する場合に必要な費用になります。
ちなみに車庫証明の申請は自身でも行う事は可能ですが所轄の警察署に行く必要があり、申請から発行まで数日かかるので自分で行うには少々面倒です。
検査登録代行費用
検査登録の手続きをお店に依頼する場合に必要な費用になります。
検査登録は自身で行う事は無理な範囲の項目になるので、間違いなく遂行してもらう為にお店に丸投げしましょう。
下取り代行費用
今まで乗っていたクルマを下取りに出す際に名義変更や抹消登録などをお店に依頼する場合に必要な費用になります。
この作業も基本的には少々面倒な項目になるので、お店に依頼して作業を行ってもらうのが主流です。
希望ナンバー代行費用
先にもお話ししましたが、通常のナンバープレートの費用とは別でかかる費用になります。
これは自身でもインターネット等で申請は可能な項目になります。
ですがそれなりに手間がかかるので、自信がなかったり不安な方はお店にお願いする事をおススメ致します。
法定費代行費用
これも先にお話しした法定費用の納付手続きをお店に依頼する場合に必要な費用になります。
国が相手なので作業は正直面倒くさいです(;^_^A お店にお任せした方が間違いはないでしょう
納車費用
納車費用は文字通りクルマの納車の際に指定の場所までクルマを届けてもらう為の費用になるので、近くのお店だったり多少遠くても自身でクルマを取りに行ける方はこの項目は削る事が可能になります。
電車やバスなどでお店まで行き、愛車に乗って自宅まで帰る( *´艸`)
私はこの瞬間が大好きなので、自分で買ったクルマの納車は必ず自分で引き取りに行きます。
まとめ
少々長くなってしまいましたが、それなりに理解していただけたでしょうか??
クルマの購入の際には車両代金はもちろんですが、手数料の部分になる代行費用は削れる部分は削りたい所ですよね。
実際に車屋さんに相談したり、身近に詳しい方がいる場合にはその方に相談してみるのも良いと思いますよ(*^-^*)
ここで書いてある事を何となく(知ったかぶりでも良いので)突っ込んでみると
お店のスタッフも「この人素人ではないな…」と思うはずです!
なのでその部分をネタにして値引き交渉なんかも出来ると、クルマを買うのが楽しくなりますよ(*^。^*)
しかし…クルマ一台買うのにこれだけのお金がかかるとは…
実際に自分で掘り下げてみて、改めて考えさせられるハメになりました~~。
でも車屋さんもビジネスですから、しっかり利益を出さないと続けていけないのも事実な訳で~
私の場合、両方の気持ちが非常にわかるので
心境は…複雑です(笑)
ここまで読んで頂き、有難うございました。
あなたの何かしらのお役に立てれば幸いです(^^♪
クルマの税金関係は国に納めるお金なので支払う金額は決まっていますが、それ以外の費用は販売店やサービス工場によって金額が異なります。
なので税金以外の費用に関しては、事前に販売店などで確認しておきましょう!!
その金額を踏まえて、販売店と交渉してみるのも面白いかもしれませんね( *´艸`)
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