【インチアップ】タイヤのインチアップの目的やメリット・デメリットを解説
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クルマのドレスアップの一つとして、足元のオシャレである「インチアップ」があります。
ボディに加工をするわけではなく「アルミホイール・タイヤの交換」だけなので、ビギナーさんでも気軽に行う事ができます。
しかも見た目のインパクトも格段によくなり、これだけで十分カッコいいクルマに変身できちゃうのです(*^-^*)
しかし、ただ「やみくもにインチアップすれば良い」という事でもありません(;^_^A
それなりのルールやメリット・デメリットも存在するのです。
そこで今回はクルマのインチアップについて色々と解説していこうと思います(*^▽^*)
是非とも今後の参考にして見て下さい!!
インチアップとは??
インチアップとは、タイヤの外径を変えずにホイールを大径化しタイヤの扁平率を下げることを指します。
つまりホイールを大きくした分、タイヤを薄くするということです。
ちなみに扁平率とはタイヤの高さ(サイドウォール)をタイヤの幅で割った数字を%表示にしたものです。
低い%のタイヤほど車を横から見た時のタイヤの厚みが薄くなり、タイヤの幅は広くなります。
タイヤサイズの見方について
クルマ用のタイヤは、「大きさ(サイズ)」「断面高さ」「空気圧」などの規格が決まっています。
またタイヤサイズの表記方法は全世界共通で統一されていて、カタログやタイヤ本体に記されています。
タイヤサイズの表記方法ですが、「数字/数字R数字(スペース)数字(アルファベット)」となっています。
ちなみに、記載されているのはタイヤの側面(サイドウォール)部分になります。
例としてクルマ用のタイヤで、「175/65R14(スペース)82S」と表記されているとします。
数字と記号にはそれぞれ意味があり、順番に「タイヤ幅・偏平率・構造(Rはラジアルタイヤ)・内径・最大荷重(負荷能力)」を表わします。
そして最後のアルファベットは最高速度を示していて、Sであれば180km/hで、Hであれば210km/hとなります。
インチアップのメリット・デメリット
それではここからは、インチアップのメリット・デメリットについてお話していきましょう。
メリット・デメリットをしっかり把握して、インチアップの検討材料にして見て下さいね(#^.^#)
インチアップのメリット
- 見た目のインパクト・カッコ良さ
- 運動性能の向上
- グリップ性能の向上
- コーナーリング性能の向上
見た目のインパクト・カッコ良さ
まずこれは一目瞭然です!!
ほとんどのユーザーが、このメリットを求めてインチアップすると言っても過言ではありません( *´艸`)
クルマを横から見た時にホイールは大きく見え、更にタイヤの黒い部分の面積が減るので、これだけでかっこよく見えます。
またアルミホイールは本当に様々な種類が売っているので、自分の気に入ったデザインをつけられるというのも魅力です。
自分のクルマに個性を出すことができる一番のメリットですね!
運動性能の向上
インチアップは意外にも運動性能も高くなります。
最近では多くのスポーツタイプのクルマも、最初から純正で大口径のホイールを装着しています。
その理由はこのメリットの恩恵をうける為でもあります。
タイヤのインチが上がると、タイヤの側面部分(サイドウォール)はより扁平になり横から見て薄くなります。
この側面部分は車体の重さを支えている部分で、これが薄くなるとタイヤの「たわみ」が少なくなります。
そのため操作する際の安定度が上がるのです。
さらに中高速域ではハンドルがぶれにくく操縦安定性も向上します。
グリップ性能の向上
基本的にタイヤをインチアップする事で、タイヤの幅も大きく(太く)なります。
それによって地面に接地する面積が大きくなるので、抵抗が増えてカーブ時や制動時のグリップもよくなります。
コーナーリング性能の向上
運動性能でも触れたとおり、インチアップするとタイヤは薄く(扁平)なります。
するとコーナリング時のタイヤの「たわみ」も少なくなるので、ハンドリングに対する反応もよくなります。
ちょっとハンドルを回すと気持ちよくタイヤが反応してくれるような感じです(*^-^*)
逆を言えば、その分ハンドリングに対してシビアになると言っていいかもしれません。
インチアップのデメリット
- 乗り心地の低下
- 走行音の大きさ
- ハンドルの重さ
乗り心地の低下
タイヤが薄くなりたわみが少なくなる事で、タイヤ自体のクッションとしての役割は弱くなります。
その為ちょっとした段差を乗り越える時や、デコボコ道を走行した時などに路面の影響を強めにに感じることになります。
その点で乗り心地の面では若干不利に感じてしまいます。
走行音の大きさ
扁平になりタイヤの接地面が増えると、道路から拾う音も多くなり走行音が大きくなります。
その影響で車内の静粛性が下がるので、快適さとしてはやはり低減してしまいます。
ハンドルの重さ
タイヤが重くなり接地面積も増えるため、ハンドルを回した時に若干重く感じるようになります。
その場合は街中などでハンドルをよく切る場合、多少わずらわしく感じるかもしれません。
タイヤサイズについての法律
公道を走行する自動車や軽車両(自転車など)は、道路運送車両法と呼ばれる法律を順守する必要があります。
道路運送車両法では多くの保安基準や法律が定められていて、タイヤのサイズについても一定の基準が存在します。
ただし一定の基準をクリアしていれば、標準サイズからタイヤサイズを変えてはいけないという法律はありません(*^-^*)
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インチアップに関する注意点
前章でメリット・デメリットについてお話してきましたが、さらにここでは「インチアップに関する注意点」もお話していきましょう。
メリット・デメリット・注意点の3点をしっかりと理解する事で、より安全にインチアップにチャレンジできますよ!!
- 外径サイズは標準タイヤと同じにする
- 車体からはみ出さない幅のタイヤにする
- 標準タイヤと同じもしくはそれ以上の負荷能力のタイヤにする
- ホイールハブの穴数や間隔に注意する
外径サイズは標準タイヤと同じにする
外径サイズが変わると、車体への接触やスピードメーターの誤差が生じるなどの恐れあります。
なお外径サイズは、タイヤメーカーのカタログで調べることができます。
ただし、同じサイズのタイヤでも、メーカーによって多少外径サイズが異なる場合もあります。
まったく同じサイズのタイヤがない場合は2~3mm程度ズレても問題ないため、その中でも適切なサイズのタイヤを選ぶようにしましょう。
車体からはみ出さない幅のタイヤにする
車体からはみ出るほどのタイヤは、絶対に装着しないでください!!
安全性が低くなる危険があるほか、なにより法律違反になってしまいます。
またタイヤが車体からはみ出ていないとしても、車体に触れていたらアウトです。
なぜならタイヤがまっすぐ向いている時には車体に触れていなくても、ハンドルを切った際に触れる場合もあるからです。
素人判断では難しいところもあるため、わからない場合はインチアップの知識を持った業者に確認してもらうようにしましょう。
標準タイヤと同じもしくはそれ以上の負荷能力のタイヤにする
負荷能力とは規定の条件下においてタイヤ1本で支えることができる力のことで、ロードインデックスと呼ばれています。
標準タイヤよりも負荷能力(ロードインデックス)が小さくなるとバーストする危険があるため、必ず標準タイヤと同等以上の負荷能力があるタイヤを選ぶようにしてください。
また、インチアップ後は負荷能力が下がらないよう、通常よりも空気圧を多めに入れる必要があります。
安全性にも関わることなので、空気圧は正しく調整しましょう。
空気圧の調整が難しい場合はサイズ選びと同様に、タイヤのインチアップに詳しい業者に確認することをおすすめします。
ホイールハブの穴数や間隔に注意する
ホイールハブとはホイールをクルマの軸につなぎ合わせる部分のことで、ボルトナットを使って留めていきます。
ただし、クルマによってハブの穴数や間隔が異なるため、事前に確認をしてからホイールを購入するようにしましょう。
ハブの穴数や間隔が違うホイールを購入してしまうと装着できないため、十分に注意してください。
まとめ
いかがでしたか?(*^▽^*)
インチアップはホイールを変えるだけのお手軽カスタムだと考えがちですが、意外と奥が深いものです。
メリットやデメリットを理解した上で、自分好みのインチアップホイールを装着してみるのも良いでしょう。
「ドレスアップは足元から!!」と良く言われますので、あなたの愛車もカッコよく仕上げてみてはいかがでしょうか(*^-^*)
私の愛車のミニバンもちょいとだけインチアップをしています(;^ω^)
車高調で車高も若干下がっているので、足元のドレスアップはそれなりに出来ているかなぁ~~
外装にメッキ部分が結構あるので、アルミホイールもメッキなのですが…
太陽さんが出ている日は、結構周りにご迷惑をお掛けしているかもしれません…(;´・ω・)
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