【オールシーズンタイヤ】基礎知識から評判・性能までを一挙公開!!
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今回もタイヤのお話をさせて頂こうと思います(*^-^*)
クルマはタイヤが無ければ当然走る事は出来ませんし、タイヤはクルマが直接路面と接する重要なパーツです。
そしてタイヤには一般的に使用する夏用の「サマータイヤ」と、雪の上を安全に走る冬用の「スタッドレスタイヤ」が代表的なタイヤになります。
この2種類のタイヤは、当然ながら季節によって履き替えを行わなければなりません。
それって、何気に面倒くさいと感じる人も多いのではないでしょうか??
実はタイヤにはもう一つ「オールシーズンタイヤ」と言うのがあるんです!!
通常の路面でも雪道でも対応できる、文字通り一年中履いたままで過ごせちゃう優れものタイヤです。
っという事で、今回はこの「オールシーズンタイヤ」について、お話していこうと思います。
是非とも今後の参考にして見て下さいね(*^▽^*)
クリックで飛ばせる目次
オールシーズンタイヤってどんなタイヤ?
冒頭でもお話しましたが、オールシーズンタイヤとは1年を通じて使用できるタイヤの事を指します。
通常クルマには4つのタイヤがあり、エンジンの駆動力やブレーキの制動を路面に伝える大切な役割をしています。
またクルマの方向を変えたり、路面からの衝撃を和らげてくれるのもタイヤなのです。
通常クルマが装着しているのは夏用の「サマータイヤ」で、安定した乗り心地や、排水性・低燃費という性能が優れています。
一方冬用のタイヤである「スタッドレスタイヤ」は、路面が凍結しているような状況でも路面をしっかりとつかんで制動力をキープさせる役割を持っています。
そして今回お話する「オールシーズンタイヤ」は上記の2つのタイプのタイヤと異なり、夏用と冬用の性能をバランスよく両立させている何とも優れもののタイヤなのです。
晴れた日に適した性能や雪道での状況に対応できているタイヤなので、幅広い天候やシチュエーションで活用できるタイヤです。
タイヤに使用されているコンパウンドが特殊であったり、トレッドパターンというタイヤの溝の形状も工夫されています。
それにより乾いた路面でのグリップ力はもちろん、濡れた路面での排水性や圧雪路でのグリップ力も確保されています。
オールシーズンタイヤは1年を通して装着できるので、首都圏を中心として年に数回しか積雪しないエリアで人気が出てきています。
サマータイヤ・スタッドレスタイヤとの比較
オールシーズンタイヤがどんな物かが分かった所で、ここではオールシーズンタイヤと各タイヤ(夏用・冬用)との比較をしてみようと思います。
オールシーズンタイヤの基礎知識として、頭の片隅に入れておくのも良いと思います(*^-^*)
オールシーズンタイヤとサマータイヤの比較
まずはオールシーズンタイヤとサマータイヤの比較をしていきましょう!!
雪道での比較
通常使用のサマータイヤは、乾いた路面では抜群の安定性を誇ります。
更にもちろんですが、雨などで濡れた路面でも安定して十分な制動力を発揮します。
しかし雪道での走行はサマータイヤはスリップしてしまい、クルマを思った通りに走行させることが難しくなります。
では、なぜサマータイヤが雪道ではスリップしてしまうのか??
それはタイヤに使用しているゴムが気温の低下で硬くなり、それにより路面をしっかりと捉えられなくなってしまうからです。
※外気温が7℃を下回ってくると、徐々にゴムが硬くなっていくそうです。
オールシーズンタイヤは、乾いた路面や濡れた路面でのグリップ力は正直なところサマータイヤに勝てません。
しかし浅い雪や圧雪路など、さらにシャーベット状の雪道ならば、スリップすることなく安心して走行することが可能です。
なぜなら!
それはオールシーズンタイヤには気温が下がっても硬化しにいくい特殊なゴムが使用されているからです。
この点に関しては、サマータイヤとは比較できないほどの性能差が生じます。
路面凍結(アイスバーン)での比較
路面が凍結したアイスバーンをサマータイヤで走行することは基本的に不可能です。
なぜならゴムが硬くなったタイヤがスリップし、完全にコントロール不能となってしまいます。
基本的にアイスバーンを走行する可能性が高い場合は、サマータイヤやオールシーズンタイヤは避けて「スタッドレスタイヤ」を装着して出掛ける事をおすすめします。
目的地に到着する前に道路上で走行不能となると、多くの人に迷惑をかけることになります(´;ω;`)
オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤの比較
次はオールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤの比較をしていきましょう!!
雪道での比較
浅い雪道や圧雪路またシャーベット状の雪であれば、オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤは走行安定性にそれほど差はありません。
しかし降雪量が多くなればなるほど、スタッドレスタイヤの方が安定して走行できます。
どうしてかと言うと…
オールシーズンタイヤが雪道から暑い夏にも対応したゴムを使用しているのに対して、スタッドレスタイヤは冬の雪道の走行だけを想定した素材を使用した上で工夫をほどこしているからです。
少量の雪のレベルであれば、オールシーズンタイヤでも十分に対応出来ます。
しかし雪の量が多くなると、スタッドレスタイヤで走行できてもオールシーズンタイヤでは走行できないというケースも出てきます。
普段は降雪量の少ない都心部に住んでいて冬のスキーやスノーボードに出掛けるという人には、冬はオールシーズンタイヤよりもスタッドレスタイヤがおすすめです。
路面凍結(アイスバーン)での比較
オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤの性能を比較したときに最も差が出るのが、アイスバーンを走行したときの制動力ではないでしょうか。
アイスバーンで滑る原因は…
実は氷そのものではなく、氷とタイヤの間にできる水の膜が原因なんです。
スタッドレスタイヤはタイヤの表面に施された多くの溝によって水を吸い取ることで滑りにくくし、水を除去した路面にしっかりと接地します。
そして、細溝のエッジで引っかくことで止まるという仕組みです。
更にスタッドレスタイヤは、冬でも硬化しない特殊なゴムをタイヤ本体に採用しています。
そのため、アイスバーンでもタイヤが路面をしっかり捉えて停止することができるのです。
一方のオールシーズンタイヤは暑い夏にも対応できるゴムを採用していることから、アイスバーンのような滑りやすい路面ではスリップしてまっすぐ進めません。
またブレーキを掛けた際にも、思い通りに停止することができません。
降雪地域で寒さが厳しく、路面が過酷な地域では冬期はスタッドレスタイヤの装着が必須です。
オールシーズンタイヤを履く事のメリット・デメリット
メリット
- タイヤ購入のコストが削減できる
- タイヤ交換が不要になる
- タイヤの保管場所が不要になる
タイヤ購入のコストが削減できる
オールシーズンタイヤにする事のメリットには、まず第一に経済的だということが言えるでしょう。
昔に比べるとアジアンタイヤの出現などによって随分と低価格となりました。
しかしそれでも、サマータイヤ・スタッドレスタイヤの両方を揃えるとなると負担は高くなります。
それに対し、オールシーズンタイヤは兼用であるため経済的に非常に優れています。
タイヤ交換が不要になる
シーズンごとにタイヤを履き替えるのは、正直結構面倒な作業になります。
自分で交換する場合は体力も使うし、さらに作業場所や道具の確保も必要です。
また専門店に任せる場合でも、クルマとタイヤの持ち込みや取り換え後のタイヤの引き取りなどはかなり面倒です。
オールシーズンタイヤを選択すれば、そういった煩わしい作業は一切不要となります。
タイヤの保管場所が不要になる
シーズンごとにタイヤを交換する場合、履き替えたタイヤ4本は確実にどこかに保管する必要があります。
しかしオールシーズンタイヤであればタイヤ交換が必要ないため、オフシーズンタイヤの保管場所に悩まされる必要はありません。
デメリット
- スタッドレスタイヤよりも性能は劣る
スタッドレスタイヤよりも性能は劣る
オールシーズンタイヤを選択する際には、注意しなければならない事があります。
それは全天候型タイヤではありますが、スタッドレスに比べ雪上・氷上性能は低いということです。
年に何度かの積雪程度の地域であれば問題はありませんが、豪雪や凍結が当たり前の寒冷地には確実に不向きです。
また装着する場合には、「スタッドレスタイヤではないこと」を頭に入れておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
今回はオールシーズンタイヤについてお話してきましたが、理解して頂けたでしょうか。
豪雪地帯や寒冷地でなければ、一年中走れる可能性が高いのがオールシーズンタイヤです。
しかしながら過信や油断は禁物です!!
走行可能な条件をしっかりと認識して、正しく安全に使用する事が大事です(^-^)
私は基本的には雪の日はクルマに乗らないので、スタッドレスタイヤは現在は持っていません(;^_^A
しかし私は都内在住な事もあるし、雪はたまにしか降らない地域なので
ものぐさな私にはオールシーズンタイヤは救世主になるかもしれない…( *´艸`)
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