【クルマ業界の闇】顧客のクレカを不正利用「ネクステージ」葛葉啓介という男
ここ最近では「ビッグモーター」の不正事件もあまり取り上げられなくなっていますが、今回も「クルマ業界の闇」として記事を書かせて頂く事にします。
今回記事のネタにさせて頂くのは、自動車販売業者の「ネクステージ」の従業員に関しての内容になります。
興味のある方は、是非とも最後まで読んで頂けると抑制にもつながると思います。
それでは、行ってみましょう!!
クリックで飛ばせる目次
KENZO【新宿109】
本題に入る前に、先ずは一人のYoutuberのご紹介からさせて頂きます。
その名も「KENZO【新宿109】」さんと言います。
こちらのKENZOさんは「詐欺撲滅系Youtuber」として、主にマルチ商法組織や詐欺師といった悪質ビジネスをしている人に突撃する動画を投稿している、チャンネル登録者約79万人のYoutuberです。
今回の記事のネタは、こちらのKENZOさんの下記動画より記事を起こさせて頂いております。
なかなか内容も過激なので、興味のある方はコチラの動画もチェックして見て下さい!!
顧客のクレジットカードを不正利用
それでは本題に入っていきましょう!!
今回の事件は、自動車販売店「ネクステージSUVLAND神戸」の従業員が起こした不正事件です。
すでに動画上で顔や名前が公開されているので、こちらの記事でも公開させて頂きます。
今回の不正事件を起こした従業員は「葛葉啓介」(くずはけいすけ)という男です。
どの様な不正事件かと言うと、来場してきた客のクレカ情報を盗んで不正利用したというものです。
その手口は…
今回公になった不正事件の手口はと言うと…
オイル交換でネクステージの店舗に訪れたお客さん(今回の被害者)に「今のクルマの価値を知りたくないですか?」と査定を促します。
「それじゃぁ」と被害者は査定を依頼し、葛葉氏にカギを渡します。
その際に「肖像権の関係で、ドラレコの電源は落とさせて頂きます」と言われたそうです。
以前に車買取店の店長をしていた事のある私からして見ても…
査定中にドラレコの電源を切ると言う行為が理解しがたい行動ですね。
しかも「肖像権の…」とか、行っている事が支離滅裂です。
ちなみに私がお客様のクルマを査定させてもらっている間は、基本的には「お客様同伴」で行っていました。
その方がお客様も安心しますし、私からしてみたら査定中にもお客様とのコミュニケーションが取れますからね!!
サイフをクルマに置き忘れ
ここで、唯一今回の被害者の方の落ち度があった部分がこれです。
査定をしてもらう時に、自身の財布をクルマに置き忘れてしまった事。
他人が自分のクルマの中に入ってくる場合には、貴重品は必ず手元に置いておかないと!!
ご本人が同伴しないのなら、なおさらですよね。
それを知ってか知らずか、この葛葉と言う男は被害者の財布からクレカの情報を何らかの方法で抜き取り、犯行に出たと言う訳です。
きっと現金などもいくらか抜き取られている事でしょう。
こういうことが起こらない為にも、私はお客様を同伴して査定をさせて頂いていました。
そうしないと、大なり小なりトラブルに巻き込まれる原因になりますからね。
メルカリで買い物
そして被害者の方が今回の犯行に気付いたきっかけになったのが、「メルカリの履歴」でした。
被害者からクレカ情報を抜き取った葛葉氏は、その後そのカード情報を使用してフリマサイト「メルカリ」で自身用の私物を購入しています。
その額なんと…約12万円!! (;゚Д゚)
その内訳としては、クルマ用のマフラーとステッカーだそうです。
その購入者(葛葉)の情報が今回被害者の元に来たことで、事件が発覚しました。
身に覚えにない商品と、高額な金額。
よくよく調べてみたら、今回のネクステージの葛葉氏と繋がったそうです。
最後まで認めない葛葉氏
今回の動画で、KENZOさんが突入して葛葉氏に今回の件を問いかけますが…。
当の本人は「すっとぼけ」をかましまくります。
めっちゃ「高速瞬き」で動揺を隠しきれないのは見ててもバレバレです。
しかもはっきりと否定できない部分を見ても、明らかに「クロ」
挙句の果てには、被害者のメルカリの利用履歴にあった住所と電話番号を伝えると従業員のものと一致。
そして実際にスマホを出させてメルカリでの購入履歴を確認させたところ、クレカの取引額と一致するものが出てきたようです。
その答えとして返って来たのは「買ったのは間違いないですけど、何のカードを使ったのかは覚えていない…」
はい??
めっちゃ苦し紛れな回答…。
ここまで証拠は揃っていても、動画内で葛葉氏は罪を認める事はありませんでした。
詐欺罪・電子計算機使用詐欺罪
仮に今回の事件で葛葉氏が有罪判決を受ける事になると(多分なるでしょう)
「詐欺罪・電子計算機使用詐欺罪」という罪に当たるようです。
これは動画内でもKENZOさんが繰り返し言っていました。
他人名義のクレジットカードを、財布やかばんから抜き取って使用する。
まさに、今回のような事案です。
ネット通販で他人のカードを利用してしまった場合、電子計算機使用詐欺罪(刑法246条の2)が成立するようです。
罰則
詐欺罪と同じく、10年以下の懲役になるそうです。
現代は、ネットを利用しての買い物が多くされています。
その影響で、直接人と接触する必要もなく買い物ができる場面は多く存在しています。
そのため現代社会に対応する為に、電子計算機使用詐欺罪というものがあるようです。
葛葉啓介と言う男
最後に今回の容疑者「葛葉啓介(クズハケイスケ)」とは、そんな男なのか。
分かっている範囲で解説していきましょう。
今回の動画がアップされた時点での情報になります。
葛葉啓介氏は「ネクステージSUNLAND神戸」の営業マン(当時)現在は退職しているとの情報も…。
年齢は40歳前後で、体型は速に言う「小太り」系です。
動画内でKENZOさんに詰め寄られている最中の「高速瞬き」が非常に印象的でした。
葛葉氏のFacebookのアカウントが存在するとの情報もありましたが、現在は削除されたらしく見つけられませんでした。
結婚もされている様で、奥様もいらっしゃるとの情報も入っています。
可愛そうなのは奥様ですよね… (´;ω;`)
ネクステージ自体も…
まだ記憶に新しい「ビッグモーターの保険金不正請求問題」
その陰でこの「ネクステージ」自体もビッグモーターと同様に、保険金不正請求疑惑が取り上げられました。
報道によると、保証サービスのひとつに「タイヤの無料交換」と言うものがあったそうです。
その保証加入を渋る客には「タイヤが古くなったら、パンクさせればいいんですよ」と “悪知恵” を吹き込む営業マンも多かったとい話も出ています。
2023年8月にネクステージはビッグモーターによる保険金不正請求問題を受けた社内調査の結果を公表し、「不正は見つからなかった」と公表しています。
しかし、9月6日には「複数の従業員が友人などの名義を使って車の保険契約を捏造していた」と明らかにしています。
まとめ
最後まで読んで頂き、ありがとうございます (^-^)
今回は「クルマ業界の闇」シリーズとして、ネクステージの葛葉啓介氏のついて解説させて頂きました。
ネクステージ自体も「保険金不正受給問題」を指摘されている企業と言うことで、今回の葛葉氏の事件も非常に注目を集めています。
ここまで顔と名前が晒されてしまっているので、今後の彼の日常は険しいものになるでしょう。
その前に確実に有罪になるかと思うので、その際にはしっかりと罪を償って来て欲しいと願います。
今回の事件は「氷山の一角」だと私は考えています。
この記事を読んでくれたあなたも、「明日は我が身」と考えて行動してもらえると嬉しいです。
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