【引っ越ししたらコレ!】初心者でも迷わない!クルマの住所変更(車検証)手続きをイチからやさしく解説ガイド
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皆さん、こんにちは!
クルマのある生活を楽しんでいますか?
新しいお家への引っ越しって、ワクワクするけれど、役所の手続きや、銀行、保険…と、やらなきゃいけないことがたくさんあって、ちょっと大変ですよね。
その「やらなきゃいけないことリスト」の中に、「クルマの住所変更」も入っているの、知っていましたか?
「え、クルマの手続きって難しそう…」
「車検証の住所を変えるって、どうやるの?免許証の裏書きだけじゃダメなの?」
そう思っているあなた!大丈夫ですよ!
この記事を読めば、初めてでも一人でスムーズに手続きが進められるように、優しく、分かりやすく、すべて解説しちゃいますね。
私たちの愛車が安心して走るため、そして、もしもの時に国からの大切なお知らせが届くためにも、車検証の住所変更は、とっても大切で、法律で決められている義務なんです。
さあ、一緒にクルマの住所変更のギモンをスッキリ解消していきましょう!
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なんで住所変更が必要なの?(義務なんです!)

まず、なんで車検証の住所を変えなきゃいけないのか、その理由からお話ししますね。
クルマの住所変更は、「道路運送車両法」という法律で、「引っ越しから15日以内」にやらなきゃいけない、と決まっています。
まるで、あなたの住民票を市役所に届け出るのと同じように、あなたの愛車にも「クルマの住民票」=車検証があって、そこに書かれている情報(名前、住所、クルマのナンバーなど)は、いつも正しい状態にしておかないといけないんです。
じゃあ、もし住所変更を忘れていたら、どうなっちゃうんでしょう?
1.税金のお知らせが届かないかも!
クルマの税金(自動車税)の通知書は、車検証に書かれている住所に送られます。
もし古い住所のままだったら、通知書が手元に届かず、税金を払い忘れてしまうかもしれません。
2.リコールなどの大切なお知らせが届かない!
もし、あなたのクルマに安全に関わる不具合が見つかった場合(これを「リコール」と言います)、メーカーからのお手紙も車検証の住所に届きます。
大切な連絡が届かないと、安心してクルマに乗れなくなってしまいますよね。
3.法律違反になっちゃう!
一番大事なことですが、法律で決められた期限内に手続きをしないと、罰則(最大50万円以下の罰金)の対象になる可能性があります。
(実際には罰金になることは稀ですが、義務であることは知っておきましょう。)
だからこそ、引っ越しが終わってホッと一息ついたら、すぐにこの手続きを済ませるのが、賢いドライバーさんなんですね
どこで手続きするの?(2つのパターンがあります)

「よし、やるぞ!」と思ったら、次に知りたいのが「どこへ行けばいいの?」ですよね。
クルマの住所変更の手続きをする場所は、あなたのクルマがどこのナンバーを持っているかによって、少し変わってきます。
手続き場所は、基本的に以下の2つの場所のどちらかになります。
1. 新しい住所を管轄する「運輸支局(うんゆしきょく)」または「自動車検査登録事務所」
ほとんどの都道府県に一つ以上ある、クルマの手続きをする役所のような場所です。
手続きのプロがいるところ、と覚えておけばOK!
【重要ポイント】
- 引っ越しでナンバーが変わらない場合
(例:新宿区から世田谷区への引っ越しなど、同じ地域内の引っ越し) → この「運輸支局」などで手続きが完了します。
- 引っ越しでナンバーが変わる場合
(例:品川ナンバーから横浜ナンバーへ、など) → ナンバープレートを新しいものに交換する必要があるので、この「運輸支局」などで手続きを完了させた後、クルマを乗り付けてナンバープレートの交換をします。
2. 「軽自動車検査協会(けいじどうしゃけんさきょうかい)」
もしあなたの愛車が軽自動車(黄色いナンバープレートのクルマ)なら、手続きをする場所はここになります。
普通自動車とは別の場所なので注意してくださいね!
【重要ポイント】
手続きの流れは普通自動車とほぼ同じですが、手続き場所が違うということをしっかり覚えておきましょう。
自分のクルマが普通車か軽自動車か、そして引っ越しでナンバーが変わるかどうかによって、行く場所や、手続きの最後にクルマを持っていく必要があるかどうかが変わる、ということを頭に入れておいてくださいね!
住所変更に必要なものリスト(これだけ揃えればOK!)

さて、いよいよ手続きに欠かせない「持ち物リスト」です!
手続き当日になって「あ!あれ忘れた!」とならないように、事前にしっかりとチェックしておきましょう。
まるで遠足の持ち物チェックみたいに、一つずつ確認してくださいね。
【普通自動車の場合】
【軽自動車の場合】
軽自動車は、「車庫証明書」の提出が不要な地域が多い(※)のが嬉しいところです!
※注意! 軽自動車でも、都市部など特定の地域では「車庫の届出」が必要な場合があります。
これは車庫証明書とは少し違うのですが、警察署への手続きが必要なことに変わりはありませんので、事前に警察署や軽自動車検査協会に確認しておくと安心です。
車庫証明書って何?(普通車の最重要ポイント!)

普通自動車の手続きで、一番時間がかかって、一番大切で、初心者さんがつまずきやすいのが、この「車庫証明書」です。
これは、「新しい住所で、あなたのクルマをちゃんと停めておく場所(車庫)がありますよ」ということを、警察署に証明してもらう書類のことです。
車庫証明取得の流れ(約1週間かかります!)
1.警察署に行く
新しい住所を管轄する警察署に行き、必要な書類(申請書、所在図・配置図、保管場所使用承諾証明書など)をもらうか、警察署のウェブサイトからダウンロードします。
2.書類を記入・準備
自宅の駐車場の地図を書いたり、大家さんや管理会社にハンコをもらったり、自分で土地を持っている場合は自認書を書いたりします。
3.警察署に提出
書類一式を警察署に提出し、手数料を支払います。
4.警察官の現地調査
警察官が本当にそこに車庫があるか、確認しに来ます。(立ち会いは不要です)
5.受け取り
だいたい3日~7日くらいで、警察署から「車庫証明書ができましたよ」と連絡が来ますので、受け取りに行きます。(この時も手数料が必要です)
【超重要】 この車庫証明書は、発行から1ヶ月以内という期限があります。
先にこの書類を取ってから、運輸支局での住所変更手続きに進む、という順番になりますよ。
↑↑こちらの記事に車庫証明について詳しく書いてあります↑↑
いよいよ本番!住所変更手続きのステップバイステップ

必要なものがすべて揃ったら、いよいよ運輸支局(または軽自動車検査協会)での手続きです!
まるでゲームのラスボスを倒しに行くような気分ですが、準備万端なら怖くありません。優しい窓口の人が教えてくれるので、リラックスして行きましょう!
【ステップ1:書類の記入】
運輸支局に着いたら、まずは受付近くにある「記入台」に行きます。
- 申請書類(OCRシートなど)をもらう
- 見本を見ながら、空欄に記入していく (車検証、住民票、車庫証明書を見ながら、氏名や新しい住所などを写していきます。)
- 手数料納付書に手数料分の印紙を貼る(窓口で購入できます)
分からなくても心配無用!近くにいる係員さんや、親切な方が教えてくれます。「住所変更に来ました」と声をかければ、必要な書類を教えてくれることが多いですよ。
【ステップ2:窓口に提出】
記入が終わったら、「登録(とうろく)窓口」または「自動車検査登録事務所」と書かれた窓口に、準備した書類一式を全部提出します。
窓口の人が書類をチェックしてくれて、「ちょっと待っていてくださいね」と言われます。
【ステップ3:新しい車検証の受け取り】
しばらく待つと、あなたの名前や車のナンバーが呼ばれます。
これが、新しい住所が書かれた、ピカピカの車検証の受け取りです!
受け取ったら、すぐに新しい住所や名前が間違っていないか、必ずチェックしましょう。
【ステップ4:税金の手続き(忘れずに!)】
車検証を受け取ったら、次に「自動車税・自動車取得税申告窓口」に行きます。
- 新しい車検証を見せて、「税金の住所変更の手続きをお願いします」と伝えます。
- ここで手続きをしないと、翌年以降の自動車税の通知書が新しい住所に届かない可能性があるので、絶対に忘れないでくださいね!
ナンバープレートが変わる人へ(最後の仕上げ!)

もし、あなたの引っ越しが管轄地域をまたいでいて、「品川ナンバー」から「横浜ナンバー」など、ナンバープレートが変わる場合は、もうひと手間必要です。
- クルマに乗って運輸支局内の「ナンバー交付窓口」に行く
- 新しい車検証を見せて、新しいナンバープレート代を支払う
- 古いナンバープレートを自分ではずして(工具が置いてあることが多いです)、窓口に返却する
- 新しいナンバープレートを受け取り、自分でクルマに取り付ける(最後の封印は、係員さんがやってくれます)
この作業があるからこそ、ナンバーが変わる人は、手続き当日にクルマで運輸支局に行かないといけない、というわけです。
ちょっとだけおまけ:もし自分でやるのが大変だったら?

ここまで読んで、「うーん、やっぱり役所に行くのはちょっと苦手かも…」「平日は仕事で忙しくて無理!」と感じた方もいるかもしれませんね。
そんな時は、プロにお任せするという選択肢もありますよ!
- 行政書士 (ぎょうせいしょし)
役所への書類作成や提出を専門にしているプロです。
費用はかかりますが、すべてお任せできて一番安心です。
- ディーラーや中古車販売店
クルマを買ったお店でも、代行してくれることがあります。
人に頼む場合は、手続きに必要な委任状(いれんにんじょう)にハンコを押すだけでOKです。
まとめ:愛車と新生活を気持ちよくスタートするために!

クルマの住所変更手続きについて、一つずつ丁寧に解説してきましたが、いかがでしたか?
「車検証 住所変更」「自動車 住所変更」というキーワードで検索して、この記事にたどり着いたあなたが、不安なく手続きを終えられるように、専門用語を少なく、分かりやすく説明することを心がけました。
【最後にもう一度、大切な流れの確認!】
- 普通車なら、まずは「車庫証明書」を警察署に申請!(約1週間かかる)
- 住民票など、必要な書類をすべて集める
- 新しい住所を管轄する「運輸支局」or「軽自動車検査協会」に行く
- 新しい車検証をもらう
- ナンバーが変わる人は、ナンバープレートを交換する
- 税金の手続きを忘れずに!
これで、あなたの愛車も新しい住所に無事に転居できました!
税金の通知も、リコールのお知らせも、しっかりあなたに届くようになります。
新しいお家で、愛車と一緒に快適で安全なカーライフをスタートさせてくださいね!
もし分からないことがあれば、運輸支局や警察署に電話して聞いてみましょう。
皆さんの手続きがスムーズに終わるよう、心から応援しています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





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