トラブル

【とにかく必見】必ず役に立つ!!バッテリー上がり時の対処法の解説

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ある日クルマに乗り込みエンジンをかけようとすると…「あれ?エンジンかからないんですけど…」「うわぁ~バッテリー上がった?!」と言うような経験はありませんか??

 

朝の通勤時や急ぎで出かけたい時などに、こんな事になったら最悪ですよね(´;ω;`)

そこで今回はバッテリー上がりの原因や、その対処法などについておはなしして行こうと思います。

いざと言う時に必ず役に立つはずなので、お時間のある方は是非お立ち寄りください(#^.^#)

バッテリーが上がると言う症状について

 

バッテリーが上がる」とは何らかの理由でバッテリーに蓄えられた電気が減少し、エンジンがかからなくなってしまった状態をいいます。

バッテリーは、ヘッドライトやブレーキランプ、エアコンやカーナビなど、自動車の中にあるさまざまな電子機器に電力を供給している装置です。

 

バッテリーによって動いている電子機器の中には、エンジンを始動する際に使用する「セルモーター(スターターモーター)」も含まれています。

その為「バッテリーが上がる=セルモーターを動かすことが出来ない=エンジンを始動することが出来ない」という事になります。

 

この様に、バッテリーは自動車に欠かすことのできない装置と言えます。



バッテリー上がりの原因として

 

バッテリーが上がると走行不可能になってしまう事はもちろん、場合によっては事故の危険性もあります。

予期せぬバッテリー上がりを防ぐ為にも、バッテリーが上がってしまう主な原因を抑えておきましょう。

 

  • ライトやハザード・室内灯の消し忘れ
  • 停車中のエアコンの使用
  • 運転頻度が少ない

 

ライトやハザード・室内灯の消し忘れ

ヘッドライトやハザード及び室内灯は、バッテリーに蓄電された電力によって点灯します。

よってエンジン停止後に使用し続けると、バッテリー内の電気が供給され続け、バッテリー上がりの原因となります

 

こうした電力消費を防ぐためにも、ヘッドライトや室内灯の消し忘れを確認する習慣をつけましょう。

 

停車中のエアコンの使用

クルマのエアコンは電力を大量に消費しやすい為、電気をバッテリーに蓄電できない停車時に長時間使用し続けると、バッテリーが上がる原因になります

その為、クルマを走らせている時以外でエアコンを使用する際は、最小限にとどめるよう心がけましょう。

 

運転頻度が少ない

クルマを運転していなくてもバッテリーからは少量の電力が放電され続けています。

そのため、車の運転機会が少ないということも、バッテリーが上がる要因のひとつです。

 

久々のドライブに出かけようとしてもエンジンがかからない場合には、自然放電によるバッテリー上がりが起きていると考えられます。

 

バッテリー上がりかな?の確認方法

 

バッテリー上がりかどうかを確認するには、エンジンを始動させるのが最も早く簡単な方法です。

エンジンを始動したとき「セルモーターが回らない」あるいは「回しても力なくカチカチという音だけが聞こえる」場合はバッテリーが上がっている可能性が非常に高いです。

 

エンジンの始動を試みた後には、電装品の作動も確認しておきましょう

「キーを挿してACCまでキーを回す」または「ブレーキを踏まずにスタートボタンを2回押す」そうすればエンジンがかかっていない状態でも、通常はライトやルームランプ・パワーウィンドウを動かすことが出来ます。

 

もし作動しない様なら、やはりバッテリーに原因がある可能性が高いといえるでしょう。

仮に作動するなら、バッテリー以外に原因があります。

またバッテリーが上がっている場合には、そもそもキーレスが使えなくなるので、そこで先ず「あれ??」となる事が多いです。

 

バッテリー上がりと勘違いしがちな症状

先にお話したバッテリー以外の原因についてもお話していきましょう。

 

  • セルモーターの故障
  • シフトレバーが「P」レンジに入っていない
  • ガス欠
  • ハンドルロック
  • スマートキーの電池切れ

 

セルモーターの故障

エンジンがかからない原因のひとつとして、セルモーターの故障が考えられます。

先にもお話しましたが、セルモーターとは「エンジンをかける」為のパーツです。

 

バッテリーからセルモーターに電気が供給されるとセルモーターが作動しエンジンがかかります。

この時に「キュルキュル」と音が鳴るのがセルモーターの特徴です。

 

しかし、セルモーターそのものが故障すると、バッテリーに異常がなくてもエンジンがかからず、音も鳴りません

その為エンジンがかからないからといってすぐにバッテリー上がりを疑うのではなく、メーターランプや室内灯がつくかどうかも確認しましょう

 

エンジン以外の電気が必要な機能が使える場合には、バッテリー上がりではなく、セルモーターが故障している可能性があります。

 

シフトレバーが「P」レンジに入っていない

メーターや室内灯が点灯しているにもかかわらずエンジンがかからない場合は、シフトレバーが正常にパーキング「P」に入っていない可能性が考えられます

 

AT車は一般的に、シフトがパーキングに入っていないとエンジンがかからないようになっています

その為仮にシフトレバーが他の位置にある場合には、パーキングに入れ直すことでエンジンがかかります。

 

ガス欠

ガス欠の場合もバッテリー上がりと似たトラブルを引き起こすので、注意が必要です。

 

ガソリンが空になってバッテリーに異常がない場合は、先ほど紹介したセルモーターは正常に作動します。

そのため、エンジンをかけようとしたときに、キュルキュルと音が鳴るもののエンジンがかからないときは、ガス欠の可能性を疑いましょう

 

ハンドルロック

クルマはキーを抜いた状態でハンドルを回すと盗難防止の為に、ロックがかかるようになっています。

そしてハンドルがロックされている状態でエンジンはかからない様になっています。

 

なのでエンジンがかからないときはハンドルを回してみて、ロックされているかどうか確認してみてください

左右にハンドルがうまく回せない場合にはロックがかかっている可能性があります。

その場合、シフトレバーがパーキングに入っていることを確認して、ハンドルを左右グラグラさせた状態でキーを回すとロックが解除され、エンジンがかかります。

 

スマートキーの電池切れ

スマートキーを使用しているクルマは、スマートキーそのものの電池切れが原因でエンジンがかからない事もあります。

 

スマートキーの電池が切れた場合には電池の交換が必要になりますが、対処法は車種によって異なるため取扱説明書の通りに対処しましょう。

バッテリー上がり時の対処法

ではバッテリーが上がってしまった場合の対処方法を挙げて行きましょう。

 

  • JAFなどのロードサービスを呼ぶ
  • ジャンピングスタートを試みる
  • ジャンプスターター・カーバッテリー用充電器を使う

 

JAFなどのロードサービスを呼ぶ

「JAF」などが有名ですが、車のトラブルを手助けしてくれるロードサービスに救助を要請する方法。

場所や会社にもよりますが、おおよそ30分~45分程度で指定場所まで駆けつけてくれます。

 

また保険会社のロードサービスの場合は無料で対応してくれる場合もありますが、有料の場合の費用の目安は1万円前後+高速道路料金(高速を利用する場合)と考えておくと良いでしょう。

 

ジャンピングスタートを試みる

 

他の車から電気を分けてもらってエンジンをかけることを「ジャンピングスタート」と言います。

自分のクルマのバッテリーと救援車(電気をわけてもらうクルマ)のバッテリーに赤と黒の2本のブースターケーブルをつないで、エンジンをかけます。

 

エンジンがかかったら、しばらくかけっぱなしにしてバッテリーにある程度充電されるのを待ちましょう。
※「ジャンピングスタート」時のバッテリーをつなぐ順番・場所はとても大切です。ブースターケーブルは以下の通りにつないでください(外すときは逆の順番で外します)。

 

  1. 赤のケーブルを上がったバッテリーのプラス端子につなぐ
  2. 赤のケーブルの反対側を救援車のバッテリーのプラス端子につなぐ
  3. 黒のケーブルを救援車のマイナス端子につなぐ
  4. 黒のケーブルの反対側をバッテリーが上がったクルマの金属部分(エンジンンやフレームなど)につなぐ。(バッテリーのマイナス端子にはつないではいけません。)

 

ジャンプスターター・カーバッテリー用充電器を使う

ジャンプスターターとは、ジャンピングスタートを他の車が無くても出来るようにするカー用品のことです。

また、カーバッテリー用の充電器を使って電気を充電する方法もあります。

 

どちらもカー用品店で1万円前後から購入できるため手軽に入手でき、初心者でも簡単に操作可能です。

 

 

まとめ

ジャンピングスタートやジャンプスターターを使う対処法はあくまでも「応急処置」に過ぎません。バッテリーの状態をプロに確認してもらう必要がありますし、バッテリー以外にも問題のある箇所があるかもしれません。エンジン再始動後は必ず速やかにお近くの自動車整備工場・カー用品店などに向かい、スタッフに車を見てもらいましょう。

 

くろぼんの独り言

私が買取店の店長時代に、お客様の自宅に査定でお邪魔させて頂いた時の話です。クルマを査定させてもらっていた時に、走行距離を確認しようとエンジンをかけようとすると、セルモーターが動かずエンジンがかかりませんでした。明らかにバッテリーが上がっている状態だったのでお客様に確認をさせて頂くと、「いや昨日の夜も査定してもらったけど、その時はエンジンかかったよ」とのお話だったので原因を探してみると、室内灯のスイッチが「ON」になりっぱなしでした。きっと昨晩の買取り屋の査定士がスイッチを切り忘れたのでしょう…。自分のクルマにジャンピングスタート用のケーブルを積んでいたので、お客様の許可を頂きエンジンをかけさせてもらいました。原因をお客様に説明するとお客様は昨日の査定士に激怒し、そのクルマは私が買い取らせて頂く運びとなった事は言うまでもありません(*^^*)

 

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この記事を書いた人

くろぼん

くろぼんと申します。 自動車販売店・自動車買取店の店長の前歴を持ちながら 現在はとある業種の事務方をやっております。 主に初めての自動車に関する出来事について自分が思った事や、あなたに伝えたい事・あなたが知りたい事・豆知識などを発信していきます。 何か少しでも今後のお役に立てばこれ幸いでございます(*^-^*)

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