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【突然のパンク!!】クルマのパンク、その時の対処方法の解説

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自慢の愛車でドライブ中に突然のパンクが起こってしまったら、どの様に対処したらよいのでしょう。

 

クルマのタイヤは自転車などと比べるとしっかりしているので、なかなかパンクなんかしないだろうと思っている方もいるでしょう…。

 

では結果からお話すると、クルマももちろんパンクします。なので今回はクルマがパンクしてしまったらどうしたらいいのか??についてお話していこうと思います。事前に知っておく事で急な事態にも落ち着いて対応できると思います。

パンクの原因として

 

クルマのタイヤのパンクの原因としては様々な事が思い当たりますが、ここでは主に3つの原因をご紹介していきましょう。

 

  1. タイヤの接地面に異物が刺さった事が原因
  2. タイヤの空気圧の異常が原因
  3. タイヤのゴムの劣化が原因

 

タイヤの接地面に異物が刺さった事が原因

道路には実は釘や鉄片やガラスの破片などの鋭利なものが頻繁に落ちています。

 

これらが走行中にタイヤに刺さってパンクすることがパンクの原因としては一番多いでしょう。

ただしこの場合は異物が刺さってすぐにタイヤがパンクするのではなく、刺さったところから徐々に空気が抜けていくのでかなり時間が経ってから気づくことが多いです。

 

タイヤの空気圧の異常が原因

タイヤの空気圧を必要以上に高く設定してしまうのもパンクの原因となります。

 

タイヤの空気圧を高く設定し過ぎてしまうとビードの破損やバルブの劣化で、こちらもパンクの原因となってしまいます。空気圧が低いのはもちろん良くありませんが、空気圧が高すぎてもバーストの原因となる場合があるので注意しましょう。

 

タイヤのゴムの劣化が原因

ゴム製品は通常3~5年で劣化し、タイヤももちろんそれに値します。

 

経年劣化によりタイヤの弾力や硬度が失われる事でパンクやバーストの原因となります。

あまりクルマを使用する事が無くタイヤの溝が残っていても、タイヤ自体の劣化が進んでいる場合は要注意です。

走行中に違和感を感じたら…

 

通常のパンクの場合、タイヤの空気は徐々に抜けていきます。

しかし空気が抜けきらずにタイヤがペタンコになっていなくても、その状態で走行していると「なんとなくいつもと違うなぁ」と感じる場合もあります。

もしも走行中にいつもと違う「違和感」を感じる事があったら、パンクを疑いましょう。違和感に関しては下記に例を挙げておきます。

 

  • 走行中にクルマが傾く
  • ハンドルが取られて運転がしにくい
  • いつもより加速が悪い
  • いつもよりブレーキの利きが悪い
  • タイヤ周辺から異音がする

 

上記の違和感などが感じ取れたら、タイヤがパンクしている可能性があります。

その場合には安全に配慮しながらすぐに停車しましょう。

仮にパンクしたまま走り続けると、修理ができなくなる恐れがあります。

 

一般道でパンクに気付いた場合

一般道路を走行中にパンクに気づいた場合は、ハザードランプを点灯させて速やかに路肩などにクルマを停車させて下さい。

その後必ず周囲の安全を確認した上で、「スペアタイヤに交換」もしくは「修理キット」で応急処置を行いましょう。

 

また自身で応急処置ができない場合は、JAFなどのロードサービスや任意保険に付帯しているロードサービスに連絡しましょう。

 

高速道路でパンクに気付いた場合

高速道路でパンクに気付いた場合は、ハザードランプを点灯させながらゆっくりと路肩に寄せ、車の後方に停止表示板や発煙筒を設置します。

 

そしてその後ガードレールの外側まで速やかに避難し、道路管理センターやロードサービスに連絡してください。

 

高速道路上でやってはいけない事
  • 路肩でのタイヤ交換は大変危険なため絶対に行わない
  • 停車車両に追突される危険があるため車内で待機しない
  • 停止表示板を必ず設置する(法律で義務付けられている)
  • 思わぬ事故につながるため右側のドアからは降りない

 

パンクを防ぐ対策は??

 

パンクを防ぐ対策としては、多くは乗車前の日常点検や空気圧点検で見つけることができます。

では、パンクの兆候をチェックするポイントを見ていきましょう。

 

  • 乗車前にタイヤの亀裂や傷をチェック
  • こまめな空気圧点検でタイヤの劣化を防ぐ
  • 使用開始から5年以上経過したタイヤは要点検

 

乗車前にタイヤの亀裂や傷をチェック

タイヤの表面に亀裂や傷がないか、乗車前にチェックしましょう。

 

亀裂や傷を見つけた場合は、すぐにタイヤ販売店等で点検もしくは交換しましょう。
仮に異物を踏んで起きるパンクには、ゆっくりと空気が抜ける場合もあるので、気づくのが遅くなってしまうことがあります。

 

もしもトレッド面に異物が挟まっていた場合は、パンクしていないか念のため確認してください。

 

こまめな空気圧点検でタイヤの劣化を防ぐ

タイヤの空気圧は、パンクしていない状態でも1ヵ月で5%~10%程度は自然に低下します。

そのため、乗用車の約28.8%が空気圧不足で走行しているという調査結果もあります。

空気圧不足はタイヤの劣化を招きます。

適切な空気圧を保つために、月に一度は必ず点検しましょう。

 

使用開始から5年以上経過したタイヤは要点検

タイヤはゴム製品のため、使用開始から時間が経つと劣化します。
日常的に使用すると日光や雨は避けられないため、経年劣化によってゴムは柔軟性を失っていきます。

 

柔軟性を失うと次第に硬くなって、ひび割れなどの原因ともなります。
使用開始から5年以上経過したタイヤの場合は点検を受けて、問題がないか確認しましょう。

 

パンクの応急処置方法

 

タイヤのパンクは常に突発的に起こるものです。

その突発的な事に対応できるようにスペアタイヤを用意しておく事で、どんなパンクにもすぐに対応できますし、慣れている人なら時間もそれほどかからずに交換することができます。

 

またそれ以外には、「修理キット」があれば簡単に応急処置が出来ます。

最近では初めから搭載されているクルマも多くなっているので、取り扱い説明書などで確認してみましょう。

 

処置方法は説明書に従って行うだけなので、女性や慣れていない人でも簡単に扱えるところも利点です。

自分で応急処置ができない場合には、無理をせずにロードサービスなどにお願いしましょう。

JAFや任意保険に付帯しているロードサービスなどがあれば事前に確認しておく事で慌てずに済みます。

 

大事な事はどちらの場合も、応急処置が終わったらすぐにディーラーや修理工場、ガソリンスタンド、カーショップなどでタイヤの修理を行いましょう。応急処置のまま走行し続ける事は絶対に行わないでください!!

まとめ

何度も言いますが、クルマのパンクに限らずアクシデントは突然起こります。人は突然の出来事には必ず焦ってしまったり、動揺してしまう傾向があります。大事な事はその場面に直面した時に、どれだけ冷静に判断・行動をする事が出来るかという事になります。事前に出来る事はタイヤの空気圧をチェックしておく事だと思います。タイヤは路面に唯一接触する大事な部分です。こまめなチェックで安全なドライブを心がけましょう(*^-^*)

 

 

くろぼんの独り言

昔ガソリンスタンドで働いていた時の話ですが、私の後輩が右前のタイヤがパンク(バースト)したままの状態でガソリンスタンドまで自走してきました。

もちろんアルミも破損してしまっていたし、サスペンションも壊れてしまっていました(´;ω;`) その場でロードサービスに連絡をしていれば壊れなくて済んだかもしれませんよね。

結局その後輩はクルマを買い替える大事になってしまいました(;^_^A 皆さんはパンクしても絶対に自走させないでくださいね!!!

 

 

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この記事を書いた人

くろぼん

くろぼんと申します。 自動車販売店・自動車買取店の店長の前歴を持ちながら 現在はとある業種の事務方をやっております。 主に初めての自動車に関する出来事について自分が思った事や、あなたに伝えたい事・あなたが知りたい事・豆知識などを発信していきます。 何か少しでも今後のお役に立てばこれ幸いでございます(*^-^*)

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