【初めてのガソリンスタンド】セルフ型ガソリンスタンドの不安を解消!手順の紹介
クルマを購入して一番最初に行う儀式と言えば…「燃料の給油」ではないでしょうか(*^-^*)
慣れている人であれば何の不安もないとは思いますが、これが「人生初めての給油」となれば話は別ですよね!!
一昔前のガソリンスタンドは、店員さんが全て作業を行ってくれる「フルサービス」が主流でしたが、最近ではほとんどの店舗で自分で給油を行う「セルフ型」が主流になってきてます。
この部分は何気に教習所でも教えてくれない項目になるので、不安な方はここでしっかり覚えておきましょう。
これから初めてのクルマを購入する予定のあなたにも役に立つ情報なので、是非とも今後の最高にしてみて下さい(^-^)
ガソリンスタンドの種類について
先にもお話しましたが、ガソリンスタンドには「フルサービス型」「セルフサービス型」の2種類の店舗があります。
しかし内容を比べると両者は「似て非なる物」と言っても過言ではないと思います。
そこでまずはこの2種類についての違いを説明していきましょう!!
フルサービス型
フルサービス型のガソリンスタンドは、メインとなる「給油」の作業などを店舗のスタッフが全て行ってくれるお店の事を指します。
しかも給油だけではなく、「窓ふき」「灰皿・ゴミの処理」「空気圧の点検」なども給油中に行ってくれるので非常に楽チンです。
極端なお話ですが、あなたがクルマから降りる用事(トイレ・買い物)が無ければ、クルマに乗ったままで全ての作業が完了してしまうという事です!!
しかも最近のガソリンスタンドは「コンビニ」や「コーヒーショップ」などが併設されている所も多いので、ドライバーにとっては休憩もしやすい環境となっています。
ひとつ注意点としては、全ての作業を店員さんに任せる形になるので
セルフ型のガソリンスタンドと比較すると、お値段が若干高い設定になっています。
セルフサービス型
「セルフサービス」はどんな事柄においても「自分自身で行う」という意味ですよね。
ガソリンスタンドも同じ意味合いがあって、ドライバー自身でガソリンの給油を行うタイプのガソリンスタンドの事を指します。
セルフサービス型のガソリンスタンドが出来たきっかけは、「消防法改正に伴う規制緩和」がきっかけとなった事から始まります。
今まで店舗スタッフが行ってきた給油作業をお客さん自身にやってもらう事で、人件費の削減やサービス内容にも変化が起こりました。
それに伴い1998年以降からセルフサービス型として、ガソリンの提供価格も抑えてサービスを行う事に成功したのです。
つまりコストの面で言えば、フルサービスよりもセルフサービスの方が価格を抑えて給油をする事が出来るのです!!
給油作業の流れ
今までもガソリンスタンドに行く事はあったかと思いますが、自分で運転して初めてのガソリンスタンドは緊張する事でしょう。
そこでここではガソリンスタンドに入店してからの給油の一連の流れをお話していきましょう(*^-^*)
セルフサービス型の場合
先にもお話しましたが、セルフサービス型の場合は最初から最後まで一連の流れをあなた自身で行う必要があります。
とは言っても店舗スタッフもちゃんといるので、分からない事や困った場合には声をかければ対応してくれますよ(^-^)
- 給油場所にクルマを停車させる
- 操作パネルで油種と給油量を設定
- 機械にお金を挿入する
- 給油開始
- 給油完了
- お釣りの確認
給油場所にクルマを停車させる
先ずはクルマを給油機に停車させましょう!!
ここでのポイントは、給油口がどちら側にあるのかを事前に確認しておきましょう。
クルマによって右側・左側と違ってくるので、注意が必要です。
⇓⇓こちらの記事に車内からの給油口の向きの見方が書いてあります。
そして、無理して側面ぴったりに停車させる必要はありません。
給油のホースは長めに出来ているので、少し余裕をもって停めても問題はありませんよ(*^▽^*)
操作パネルで油種と給油量を設定
給油口の向きを確認して無事にクルマを停車出来たら、給油口を開けてクルマを降ります。
給油機に画面があるので、そこで油種(レギュラー・ハイオク・軽油)を決める為に画面をタッチします。
次は給油量が選択できるので、どのくらいの量を給油するのかを決めます。
⇓⇓こちらの記事で油種について書いてあります。
選択肢としては「満タン」「10L」「20L」「30L」
または「1000円」「2,000円」「3,000」など、いくつか種類があるので、その中から選択してください。
難しく感じますが操作パネルはシンプルに分かり易く出来ているので、画面をよく見て落ち着いて操作すれば問題はありません。
※ちなみに音声案内もしてくれます。
機械にお金を挿入する
次は支払方法を選択(現金・クレジットカード)します。
現金であればお金を挿入し、クレジットカードであればカードを挿入します。
現金やカードは個々に挿入口があるので、確認して挿入しましょう。
また手順の2と3は入れ替わる場合もあります。
給油開始
ここまで来たら、いよいよ給油の開始です!!
「静電気除去シート」に両手を触れてから給油キャップを開け、ガソリンを給油していきます。
給油方法はノズルの先を給油口にしっかりと挿入した事を確認してから、ノズルのスイッチを引きます。
そうする事でガソリンの給油が開始され、満タンや設定した定量まで達すると自動的に給油が停止されます。
給油中はノズルから手を離さないで、ノズルのスイッチは引きっぱなしにしておいてください。
ノズルのスイッチから手を離すと、その時点で給油が停止されてしまいます。
※仮にスイッチから手を放してしまった場合には、再度ノズルを持ってスイッチを引き直してください。
給油完了
満タンまたは定量まで達して自動的に給油がストップしたら、ノズルを給油口から機械に戻します。
その際に一度手元を高く上げて少しだけ降る様な感じにすると、戻す際にガソリンの雫が垂れてしまうのを回避出来ます。
また給油ノズルは少しだけ重く感じるかもしれないので、ノズルを動かす際には十分に注意してくださいね。
ノズルを機械に戻す事が出来たら、給油キャップをしっかり閉めて給油口も閉めて下さい。
お釣りの確認
現金で給油をした場合にはお釣りをしっかりと受け取りましょう!!
意外と忘れがちなのが「お釣りの取り忘れ」です。
給油できた安堵感から、つい忘れてしまうのが原因と聞きます。
「お釣りを貰うまでが給油」と覚えておきましょう(*^▽^*)
フルサービス型の場合
基本的にフルサービス型の場合は、あなたのする事はかなり軽減されます。
しかし、それも踏まえてきちんと流れを把握しておく事も大事です!!
- 店舗スタッフの誘導に従い給油場所で停車する
- クルマの窓を開け油種と給油量を伝える
- 給油口を開けて給油してもらう
- 給油完了後にお金を支払う
店舗スタッフの誘導に従い給油場所で停車する
店舗に入るとすぐにスタッフさんが「コチラにお願いしまーす!!」と元気よく手を挙げて誘導してくれるので、それに従い指示された給油機まで行きましょう。
この場合は大抵のスタッフさんは給油口の向きを把握しているので、指示された場所に行けば問題ありません。
クルマの窓を開け油種と給油量を伝える
指示された給油機にクルマを停車させたら、窓を開けて「油種」「給油量」をスタッフさんに伝えましょう。
「レギュラー満タンで!!」「ハイオク2,000円分で!!」など。
あなたのクルマの油種がイマイチ把握できていない場合には、正直にスタッフさんに聞いてみましょう。
店舗スタッフさんはクルマに詳しい人がほとんどなので、聞けば応えてくれますよ(^-^)
給油口を開けて給油してもらう
油種と給油量を伝えたらクルマの給油口を開けてスタッフさんに給油をしてもらいましょう。
給油口を開ける場所は比較的運転席のドア側の下部や、足元付近にある事が一般的ですが
分からない場合には、スタッフさんに聞いてみましょう。
また給油中に「窓ふき」や「ゴミの処理」をしてくれるので、お願いしたい場合には遠慮せずにお願いしましょう。
給油完了後にお金を支払う
給油が完了するとスタッフさんから給油量と金額の提示があるので、お金を支払いましょう。
現金がクレジットカードか最初に聞かれるので、あなたの支払う方法で現金・クレジットカードを渡しましょう。
セルフサービス型での注意点
ここではセルフサービス型での給油に関する注意点をまとめました。
気を付けなければいけない点は、しっかり把握しておきましょう。
- 油種の確認は必ずする
- ガソリンを車体にこぼしてしまったら、すぐに拭き取る
- 給油中はタバコは絶対に吸わない
- 燃料キャップの置き忘れ
- 「ながら給油」はしない
油種の確認は必ずする
あなたのクルマは「レギュラー」「ハイオク」「軽油」のどれに属するのかを、事前にしっかり把握しておきましょう。
クルマにはエンジンの構造の違いで、適する燃料が変わってきます。
仮に間違った油種を給油してしまうと、クルマが壊れて走行する事が出来なくなる可能性も十分に考えられます。
クルマを購入する時点で、あなたのクルマの油種は必ず把握しておきましょう。
⇓⇓こちらの記事で油種の違いや注意点に関してのことを書いています。
ガソリンを車体にこぼしてしまったら、すぐに拭き取る
もし給油口から給油ノズルを抜き取る時などにガソリンをこぼしてしまった場合は、近くにあるタオルですぐに拭き取りましょう。
何故ならガソリンをこぼしてそのままにしておくと、塗装を痛める原因となってしまうからです。
大抵のセルフサービス型のガソリンスタンドには、給油機のところに拭き取り用のタオルが置いてあります。
もし見当たらない場合には、店舗スタッフに貸してもらいましょう。
給油中はタバコは絶対に吸わない
ガソリンスタンドは静電気除去パネルを触って静電気の発生すらも気を付けなければいけない「火気厳禁」の場所です。
その様な場所で給油中にタバコを吸うという行為は言語道断です!!
どうしても一服したい場合には、ガソリンスタンドに隣接している喫煙ルームや道中のコンビニエンスストアやサービスエリアの喫煙ルームで一服する事をお勧めします。
燃料キャップの置き忘れ
給油が終わってひと安心してしまうのか、燃料キャップを置き忘れてしまったり給油口のフタを閉め忘れてしまう人は正直結構います。
給油後には必ず給油キャップをしっかり閉める習慣をつけましょう。
燃料キャップがなくてもクルマは走りますが、燃料漏れなど万が一の危険も想定されるため、忘れずに締めましょう。
「ながら給油」はしない
セルフサービス型のガソリンスタンドは自分でクルマにガソリンを給油します。
ガソリンは一歩間違えれば大きな事故に繋がりかねない危険なものです。
その為、給油に集中するために「何かしながら」の給油は止めましょう。
携帯電話の操作や車内の人と話をしながら、また周りの状況に気を取られながらの給油作業はやめましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
色々と書かせてもらいましたが、全体的に一番難しく感じるのは「操作パネルの設定」だと思います。
しかし先にもお話しましたが、操作パネルの設定は非常に見やすく音声案内もしてくれるので、そこまで心配にならなくても大丈夫です(*^。^*)
なにより「セルフスタンドにもスタッフさんがいる」ので、どうしてもわからない場合には聞けばいいのです!!
この記事を参考に、あなたも今すぐ実践してみましょう( *´艸`)
私が初めてクルマを買った時代は、ほとんどがフルサービス型だったので特になにも考えずに給油をしてもらっていました。
セルフサービス型のガソリンスタンドも存在は知っていましたが、正直面倒なイメージがあってしばらくは行く事はなかったですね。
しかし行ってみると思った以上に簡単で(昔ガソリンスタンドで働いていたのもあったのですが)拍子抜けしてしまったのを覚えています。
あなたも実際に給油してみたら「あれ!超カンタンじゃん!!」ってなるかも~~(*‘ω‘ *)
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