【電気自動車】EVの維持費について元車買取屋の店長が解析します!
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こんにちは(*^▽^*)
クルマのあれこれ【Car Like Blog】運営の「くろぼん」です!!
あなたは「電気自動車(EV)」に興味はありますか??
きっと興味があるから、このページにたどり着いたのかもしれませんね( *´艸`)
電気自動車(EV)と言えば、ガソリン車に比べて「税金も減免されるため維持しやすい」と言われています。
しかし実際、どのくらいのコストがかかるのかは意外と知られていません。
そこで今回は「電気自動車(EV)の維持費について」、元クルマ買取り屋の店長だった私が解析していこうと思います!!
是非とも今後の参考にしてみてはいかがでしょう!!
クリックで飛ばせる目次
電気自動車(EV)とは
「電気自動車」とは電気をエネルギー源として、電動機(電気モーター)で走行する自動車の事を指します。
略称としては、一般的にEV(Electric Vehicle)と呼ばれています。
ガソリン車との違いとしては、化石燃料を燃焼させる内燃機関(内燃エンジン)がありません。
そのため、走行時に「二酸化炭素」や「窒素酸化物」が出ないというエコに繋がるメリットがあります。
電気自動車(EV)にかかる維持費
早速ですがEVにかかる全ての維持費をまとめましたので、順番に解説していきましょう。
- 走行コスト
- 税金
- 保険料
1.走行コスト
走行コストとは、クルマを走らせるためにかかるお金のことを指します。
主に燃料代(EVの場合は充電代)を指しますが、広い意味ではメンテナンス代や消耗品代も含まれます。
メンテナンス代は、おもに「車検時の諸費用」と「法定点検費用」の2つです。
ちなみに車検時の諸費用や法定点検費用は、依頼する業者によっては価格に幅がでるので注意しましょう。
EVの場合も、ガソリン車と同じようにメンテナンス代や消耗品代はかかります。
しかしエンジンがないためエンジンオイルは不要ですし、消耗品代はかなり安く済みます。
また、同じ走行距離ならば燃料代(充電代)はガソリンよりは安く済みます。
とくに自宅で充電する場合は、コストがかなり安くなります。
実際にEVの燃料代(充電代)を試算してみました。
ここでは、自宅で充電する人を想定して「燃費が6.5km/kWh・充電料金が25円/kWh・走行距離は年間1万km」と仮定しました。
10,000(走行距離)÷6.5(燃費)=1,538kWh
1,538kWh×25/kWh=38,450円
次に、ガソリン車の燃料代を見ていきましょう。
「燃費を15km/L・ガソリン価格を150円/Lとし・EVと同様に走行距離は年間1万km」とします。
その結果、ガソリン車の燃料代は1年間で次のようになりました。
10,000(走行距離)÷15.0(燃費)=667L
667L×150/L=100,050円
このように、EVを走らせるために必要な年間の充電代は約3万8000円となります。
そしてガソリン車を1万km走行させたときの燃料代は、なんと約10万円です!!Σ(・□・;)
このように、いかにEVの走行コストが安いかが伝わったのではないかと思います(*^^*)
2.税金
本来クルマを所有することでかかる税金は、クルマの購入時に納める「環境性能割」と新車登録時と車検時に納める「自動車重量税」さらに毎年1回納める「自動車税」の3種類があります。
このうち、クルマの維持費に当たるのは「自動車重量税」と「自動車税」の2つです。
「自動車重量税」は新車登録時に3年分をまとめて支払い、その後は2年ごとにある車検時に支払うことになります。
2年ごとにある車検時の支払いは、1t未満の軽量コンパクトカーは16,400円・一般的な乗用車なら24,600円(1.5t以下)から32,800円(2t以下)が目安となります。
一方、「自動車税」は排気量に応じて税額が決まり、毎年支払う必要があります。
税額は25,000円(排気量1.0L以下)から110,000円(6.0L超)まで10段階です。
一般的な排気量の2.5L超から3.0L以下のクルマで約50,000円です。
つまり、およそ30,000円から50,000円と考えておけばいいでしょう。
ただし、EVにおいては、「自動車重量税」は新車登録時と初回車検時が免税(100%軽減)、「自動車税」は新車登録年度の翌年度分が75%軽減されます。
3.保険料
クルマの保険には任意加入の「自動車保険(任意保険)」と、法律で加入が義務づけられている「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」の2種類があります。
任意保険
任意とは、文字通り「その人の意思に任せる」という意味です。
しかし、もしもの備えをしておく必要があるので実際には大半の人が任意保険に加入します。
任意保険の保険料は、電気自動車かガソリン車かではなく「車種やグレード」によって決まります。
そのため同クラスの電気自動車とガソリン車とを比較した場合、車両価格の高い電気自動車の方が保険料が高くなる傾向があります。
しかし保険会社の方で「エコカー割引」「電気自動車割引」などを用意しているので、EVは「保険料の3%」や「1000円割引」といった恩恵が受けられる場合もあります。
自賠責保険
自賠責保険は保険料が一律なので、EVもガソリン車も同額となります。(地域により多少違いがあります)
支払方法としては、次の車検分まで車検時に一括で支払うのが一般的です。
離島・沖縄県を除く地域の場合、乗用車なら新車購入時は初回車検までの3年分(36カ月)で27,180円、以後は車検ごと(24カ月分)で20,010円となっています。
おすすめEVの紹介
最後に私の独断にはなりますが、おすすめのEVを紹介させて頂きます(*^-^*)
参考までに、見て下さいね!!
⇓⇓これを持っていればEV車も問題無し⇓⇓
日産「サクラ」
2022年6月に発売された「サクラ」は日産にとって初となる軽EVです。
「X」「G」の2グレードが用意され、このうち価格の安い「X」グレードは239万9100円(税込)となっています。
239万9100円という価格は、ガソリン車の軽自動車と比べると少し高いと感じるかもしれません。
しかし、従来の国産EVよりも車両価格が100万円以上安くなっています。
また、購入時に国や自治体が交付する補助金などを利用すれば、ガソリン車の軽自動車と同等以上の安さで購入することも可能となります。
全体的に軽EVとは思えない上質感があり、事前の予想を大きく上回る台数を受注するほど人気を集めています。
日産「リーフ」
日産「リーフ」は、2010年に普通車のEV市場の先陣を切って登場した国産EVの代名詞的な車です。
現行モデルは2代目となり、標準グレード(X)で約370万円という比較的リーズナブルな価格になっています。
さらに、手ごろなボディサイズと狭い街中における使い勝手の良さなども「リーフ」の特徴です。
バッテリー容量は40kWhと60kWh(「リーフe+」)があり、航続距離はそれぞれ322km、450kmとなっています(WLTCモード)。
初代の発売からすでに10年以上が経過している事もあり、その信頼性の高さも「リーフ」のポイントと言えるでしょう。
ホンダ「Honda e」
かわいらしいデザインが目を引くのは、ホンダ「Honda e」です。
インパネの全面液晶やデジタルドアミラーの装備など、先進性を打ち出したEVです。
ただしバッテリー容量が35.5kWhと小さめなので、短距離を移動する街乗り用と割り切った使い方がおすすめです。
価格は495万円~と少々高い設定になっています。
マツダ「MX-30 EV MODEL」
マツダにとって初の量産EVとなるのが「MX-30 EV MODEL」です。
SUVタイプで、内装にコルクやペットボトルなどサスティナブルな素材を用いているのが特長です。
また、ドアにはセンターピラーのない観音開きの「フリースタイルドア」が採用されています。
バッテリー容量は35.5kWhで、航続距離は256km(WLTCモード)です。
価格は451万円~となています。
テスラ「モデル3」
高級EVメーカーのテスラが2016年に「お手頃な価格のテスラ」として発表したのが「モデル3」です。
バッテリー容量は非公開ですが、航続距離は565km(WLTCモード)となっています。
テスラ車は、価格が頻繁に変わる車としても有名です。
2021年には最大156万円もの値下げを行い、エントリーモデルが429万円で購入可能な時期もありました。
しかし、原材料高騰などから最近は値上げを行い、2022年9月現在、エントリーモデルの価格が596万4000円〜となっています。
まとめ
いかがでしたか??
今回は「電気自動車(EV)の維持費」について、解説させて頂きました。
結果から言うと、ガソリン車と比べると、ランニングコストはおよそ半額です。
国産車のEVの車種も徐々に増えてきていますし、価格も安くはないとはいえ頑張れば購入できるレベルになってきています。
次の愛車として、そろそろEVを本気で検討してみるというのも良いのではないでしょうか( *´艸`)
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