世間話

【ちょっとした疑問】「P」レンジとパーキングブレーキの違いってなに?

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こんにちは(*^▽^*)

 

今回はクルマを運転していた時に、ふと気になった出来事を記事にしてみようと思います。

それはクルマを駐車する時の「P」レンジと「パーキングブレーキ」の違いについてです。

 

Pレンジとパーキングブレーキって何が違うのか?

Pレンジだけじゃダメなのか?

 

私以外の方も、同じ疑問を抱いた事があるのではないかと思います。

そこで今回はPレンジとパーキングブレーキの役割について、お話していきましょう!!

 

 

互いの役割について

まずは「Pレンジ」と「パーキングブレーキ」の役割について、お話していきます。

オートマチック車のPレンジとパーキングブレーキは、クルマの駐車時に使用する2つの異なる要素です。

 

Pレンジ

 

Pレンジは、クルマ(オートマチック車)のトランスミッション(変速機)の中の一つのギアポジションです。

通常は「P」と表示され、一般的には「パーキング」と呼ばれます。

 

Pレンジにギアをシフトすることで、駆動輪が完全にロックされます

これにより、クルマは動かなくなります。

 

基本的にはクルマを停めたり、エンジンをかけたままで安全に停車させたりするために使用されます。

 

パーキングブレーキ

 

パーキングブレーキは、クルマを停めたり傾斜地でクルマを固定したりするために使用されるブレーキです。

通常は手動で操作するレバー、またはボタンがあります。

 

パーキングブレーキは、クルマの駐車状態をさらに確保するために使用されます。

Pレンジだけではなく、パーキングブレーキも使用することで安全性が向上します。

 

特に傾斜地でクルマを停める場合、パーキングブレーキはクルマを動かないように保つのに役立ちます。

また、エンジンやトランスミッションの故障時にも安全性を発揮します。

 

Pレンジだけじゃダメなの?

どっちも同じような役割にも感じますよね。

ってことは、Pレンジだけでも良いのではないかとも思います

 

しかし基本的には、両方を併用して使うことを推奨している様です。

その理由に関しては、以下の通りとなります。

 

安全性向上

Pレンジだけを使用してクルマを駐車する場合、トランスミッションのロック機構がクルマを静止させます。

しかし、パーキングブレーキを併用することで追加の安全性が確保されます。

 

特に傾斜地や不安定な地面で駐車する場合、パーキングブレーキはクルマを安定させるのに役立ちます。

 

トランスミッション保護

長期間Pレンジだけを使用して駐車し続けると、トランスミッションに負担がかかる可能性があります。

トランスミッションロック機構は、本来の目的である動力伝達に使用されます。

 

その為、駐車ブレーキとしてのみに依存しない方がトランスミッションの寿命を延ばすことができます。

 

寒冷地の場合

 

場所や地域によっては、パーキングブレーキに関して注意事項もあるようです。

 

特に寒冷地域では、パーキングブレーキを使用する際にいくつかの注意が必要です。

一般的には、寒冷地域でのパーキングブレーキの使用について以下の点が考慮されます

 

パーキングブレーキの凍結

寒冷地域ではパーキングブレーキの部品が凍結する可能性があるため、ブレーキが解除されなくなることがあります

 

これは、特に極寒の冬季に起こりやすい現象のようです。

 

トランスミッションへの負荷

寒冷地域でパーキングブレーキを使用すると、ブレーキケーブルやメカニズムに凍結が発生しやすくなるようです。

 

その影響で、トランスミッションへの負担が増加するケースもあると言う事です。

 

代替手段

寒冷地域では、一般的にはエンジンをかけたままにしておくことが多いです。

エンジンをかけたままにすることで、トランスミッションのオイルやブレーキフルードが温まります。

 

その為、パーキングブレーキを使用せずに車を停めることができます

ただしエンジンをかけたままにする場合でも、車両は安全な場所に停める必要があります。

 

自動的にPレンジに入るクルマも?

 

一部のクルマには、駐車時に自動的にPレンジ(パーキングレンジ)に入る機能を備えています。

この機能は一般に「パーキングアシスト」と呼ばれます。

 

パーキングアシスト機能は、駐車の際にドライバーがPレンジに変速する手順を省略します。

これにより、より簡単に駐車操作を行うのに役立ちます。

 

一般的なパーキングアシストの動作方法は、以下の通りです。

 

  1. 車両が停止するか低速度で移動している場合、適切な条件が満たされるとパーキングアシストが作動します。
  2. ドライバーが駐車ボタンまたはスイッチを押すか駐車モードを選択することで、システムがPレンジに自動的に変速します。
  3. システムは駐車プロセスを監視し障害物や障害物との距離をセンサーで検知し、必要に応じてブレーキを操作して駐車を助けます。

 

パーキングアシストは、駐車時の安全性を向上させ駐車時のヒューマンエラーを減らすのに役立ちます

ただしこの機能は車種によって異なる場合があり、すべてのクルマに備わっているわけではありません。

 

したがってパーキングアシスト機能を使用するためには、クルマの取扱説明書を確認し正しい手順に従うことが大切です。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回はPレンジとパーキングブレーキについて、お話してきました。

 

結局のところ、大きい括りでは「どちらも同じような役割」にはなると思います。

しかし両方を併用する事で、更に安全にクルマを駐車することが出来ると言う事です。

 

あなたはPレンジ派ですか?それとも併用派ですか??

これまで私は「Pレンジのみ」で駐車をしてきましたが、これからはパーキングブレーキも併用していこうと思います(*^-^*)

 

 

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この記事を書いた人

くろぼん

くろぼんと申します。 自動車販売店・自動車買取店の店長の前歴を持ちながら 現在はとある業種の事務方をやっております。 主に初めての自動車に関する出来事について自分が思った事や、あなたに伝えたい事・あなたが知りたい事・豆知識などを発信していきます。 何か少しでも今後のお役に立てばこれ幸いでございます(*^-^*)

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