【納車前日事故】全額弁償のはずなのに…実際に提示された金額は??
こんにちは。
今回は聴いているだけでも「胸糞悪い」出来事があったので、記事にします。
栃木県の「HondaCars野崎」の【納車前日のクルマ】が交差点で信号無視のクルマに追突され、売り物にならなくなってしまった事故(ある意味事件)。
こんなことが起こるだけでも悲劇なのに…
このクルマには、さらなる悲劇が待っていたとは(; ・`д・´)
栃木・大田原市を走る車のドライブレコーダー映像。
交差点に差しかかった直後、右から来た車と衝突した。
事故に遭ったのは、翌日に納車されるはずだった車。
しかも、高い人気を誇る中古車だったため、思わぬ事態に発展した。
事故は9月26日、自動車販売店の社員が、納車直前の車で行っていたテスト走行中に起きた。
車内に取りつけられた「360度カメラ」は、事故直後の様子をとらえていた。
運転していた社員「まじかよ...」
相手ドライバー「なんでぶつかってきたの?」
運転していた社員「こっち青信号だよ」
相手ドライバー「え? こっちが青だよ」
事故直前の映像を確認すると、こちら側の信号は「青」で、相手側の信号は「赤」だった。
専門家によると、通常、赤信号で交差点に進入した車の責任は10割で、そこから交渉が始まるという。
販売店の店長は、この映像などをもとに、補償額の交渉を進めた。
ところが、相手の保険会社が提示した金額に、がくぜんとしたという。
HondaCars野崎・松本正美店長「(納車前の)商品が壊されたので、全額弁償だと思っています。ただ保険会社から出てきた話は、時価額での補償ということで約180万円」
店長によると、事故に遭った車は、ファンに人気のホンダ「シビック タイプR FD2」の中古車。
プレミアがついた車体価格は、およそ400万円で、カーナビなどを含めた販売価格はおよそ450万円だという。
相手の保険会社が提示した180万円とは、かなりの差がある。
専門家によると、中古車の価値を調べるうえでもとになるのが、民間会社が調べた「レッドブック」と呼ばれるリスト。
保険会社は、そのデータなどを参考に、支払額を決めているという。
しかし、このリストでは、今回事故に遭った車についているプレミア価格が反映されていない可能性がある。
店長は「判例を作る意味でも、弁護士を入れて戦いたい」としている。
こんなことがまかり通っていいのか???
元クルマ買取り屋の店長だった私からしたら、泣くに泣けない事実です。
このクルマの前のオーナーさん
お店のスタッフの皆さん
納車を心待ちにしていた次のオーナーさん
たくさんの人達が悲しい気持ちと怒りで押しつぶされそうになっているのを思うだけで、胸が痛くなります…。
本来の答えが出る事を、切に願います。
コメントフォーム