2022年版「買ってはいけない軽自動車」とは?買ってから後悔しないようにするための心得

軽自動車…
価格が安く、維持費も安い。
そして、最近では軽自動車の人気が非常に高くなってきています。
だからと言って、軽自動車であればなんでもイイと言う訳ではありません!!
せっかく軽自動車を購入しても、ライフスタイルに合わなかったり故障が多かったりしたら残念な気持ちになりますよね。
そこで今回は「失敗しない軽自動車選び」的な内容のお話をして行こうかなと思います(*^-^*)
是非とも今後の参考にして見て下さいね!!
買ってはいけない軽自動車とは…
まずは「買ってはいけない軽自動車」の定義と、特徴や理由などについて解説してきましょう。
- 乗り心地が悪い
- 安全性能が充実していない
- 燃費が悪い
- 使用用途に合っていない
乗り心地が悪い
乗り心地の良し悪しは個人の感じ方次第なので、正直客観的に判断するのが難しい部分です。
ただ以下の3点に注意すると、乗り心地の良いクルマを選ぶ目安になります。
走行性能 | 「エンジンパワーがある」「スムーズに加速できる」「ハンドリングへの反応がいい」「カーブの安定性が高い」など |
車内空間 | 「広々とした室内空間」「見通しがよく圧迫感がない」「シートの感触がよい」「車内の静音性が高い」など |
揺れや振動 | 「タイヤやサスペンションの性能がよい」「振動の吸収性がよい」「車体の強度が高い」など |
安全性能が充実していない
中古車は前オーナーの使い方やメンテナンス頻度、修復歴などによって状態が大きく変わります。
きちんとメンテナンスがされていないクルマは劣化が進み、故障するリスクが高いです。
さらに年式が古い中古車は「自動ブレーキ」「踏み間違え防止」などの安全性能が少ない場合もあります。
安全性能が少ないと事故の危険性もその分高まるので、必ず確認しましょう。
安全についての技術は2〜3年の間でも大幅に性能が進化し、安全性も大きく向上しています。
中古車を購入する場合は、安全性能にも注意しましょう。
なるべく最新の車種に近い安全性能をもつ車種を選ぶと、事故や故障のリスクを抑えられます。
燃費が悪い
軽自動車は車体がコンパクトな事から、他のクルマより重量が軽くガソリンが消費しにくいのが特徴です。
しかし同じ軽自動車でも、中には車体が大きい軽自動車もあります。
その場合、車体が大きい分ガソリンも消費しやすいので燃費が悪くなります。
また燃費が悪いとパワーが出にくく坂道などを走行するのに時間がかかり、増々燃費が悪くなってしまうことも…。
燃費が悪いとガソリン代が高くついてしまうので、燃費がいいクルマを選んだ方が余計な出費を抑えられます。
使用用途に合っていない
軽自動車には「スタンダード(セダン)」「ワンボックス」「SUV」「ハイト」「スーパーハイト」などのタイプがあります。
自身の使用用途(ライフスタイル)に合わせてクルマのタイプを選びましょう。
スタンダード | 一番ベーシックな軽自動車、価格の安さと燃費の良さが特徴 |
ワンボックス | 室内空間が広く、積載性に優れており、商用車としても使われている |
SUV | 高い車高と大径タイヤが特徴で、走破性を備えた車種 |
ハイト | 背が高めで、広い室内空間が特徴 |
スーパーハイト | ハイト系よりもさらに100mm以上高さがあり、ファミリーやレジャーに最適 |
たとえば毎日の通勤や通学は、低燃費で安全性能も搭載されているスタンダード。
買い物や子どもの送り迎えは、車内空間が広いファミリー向けのハイト。
アウトドアやレジャーによく行く人は、アウトドア向けで安定した走行性のSUV。
現場仕事や貨物の運搬には、軽トラや軽バンなどの商用のワンボックスなどがおすすめです。
新車・中古車はどちらが良いのか
私は昔クルマ買取屋の店長をしていた事があったのですが、その時にこの質問が非常に多かったのを思い出しました。
そしてこの質問に関しては、「こっちの方が良い」という答えはありません。
これに関しては、欲しい方の思考や用途でどちらがいいか決まるからです。
新車がおすすめな人
「最新機能付きの車に乗りたい」
「自分だけの新しい車が欲しい」
など、クルマに対して強いこだわりがある人におススメです。
中古車がおすすめな人
「低価格で購入したい」
「運転初心者」
など、クルマにあまりお金をかけたくない人におススメです。
新車・中古車の決め方
購入する際に「新車と中古車どちらにするか」から入るのではなく、「どのような用途で使うのか」を先に考えた方が良いのではないかと思います。
【2022年度版】軽自動車ランキング
ここではいくつかのカテゴリに分けて、軽自動車のランキングを紹介していきましょう。
丈夫で故障も少ない軽自動車TOP3
- ムーヴキャンバス(ダイハツ)
- ワゴンR(スズキ)
- N-ONE(ホンダ)
1.ムーヴキャンバス(ダイハツ)
ダイハツは「日本自動車耐久品質調査ランキング」で1位の評価を得るほど、衝撃に対する耐久性が高いです。
2.ワゴンR(スズキ)
スズキは「日本自動車耐久品質調査ランキング」で4位を獲っています。
また耐久性が高い他に、クルマへの被害を軽減するブレーキアシストや衝突警告機能など安全性能も備えてあります。
3.N-ONE(ホンダ)
ホンダは「日本自動車耐久品質調査ランキング」で5位を獲っています。
特にN-ONEはモータスポーツでも活躍する軽自動車なので、耐久性が高いクルマです。
男性に人気の軽自動車TOP3
- N-BOXカスタム(ホンダ)
- スペーシアカスタム(スズキ)
- ウェイク(ダイハツ)
1.N-BOXカスタム(ホンダ)
N-BOXカスタムは、軽自動車とは思えないほどの快適な走りやブラックを基調とした内装が男性に人気です。
また外装のデザインでは、長年に渡り非常に高い評価を得ています。
2.スペーシアカスタム(スズキ)
レザー調の素材が使われている上質な造りで、走行時にはモーター電力をエンジンアシストや電装品に利用します。
その為、ガソリンの消費を抑える事が出来ます。
またサイドやリアにシルバーとメッキの加飾が施されていて、高級ミニバンのように作られています。
3.ウェイク(ダイハツ)
全高が1,835mmと高いので、背が高い男性でもゆとりがあります。
そして、中性的なフロントマスクも男性でも気軽に乗れるデザインです。
全高が高く、車内も広いのでロードバイクや釣り竿なども簡単に積み込む事ができます。
シート表皮は全て撥水加工となっているので、荷物が濡れていても気にせず積み込めます。
女性に人気の軽自動車TOP3
- ムーヴキャンバス(ダイハツ)
- ワゴンRスマイル(スズキ)
- ハスラー(スズキ)
ムーヴキャンバス(ダイハツ)
外観が丸いデザインと、ツートンカラーというレトロなデザインが女性に人気です。
また荷室が広く後部座席の下にも収納があり、スライドドア式と機能性も充実しています。
ワゴンRスマイル(スズキ)
スペーシアの作りに似ており、スライドドア式のヒップポイント高めのクルマです。
フロントマスクはメッキ加飾されているので、上質さも感じさられます。
ハスラー(スズキ)
ハイトワゴンとSUVを組み合わせたクルマで、ポップなデザインとカラーパネルをパイプでつないだようなパネルが特徴的です。
軽自動車によくある質問
ここでは軽自動車に関する「よくある質問」を紹介していきます。
本気で軽自動車の購入を検討している方は、是非とこのポイントを抑えておきましょう。
- 軽自動車のメリット・デメリット
- 上手な軽自動車の選び方
- 軽自動車の寿命は?
軽自動車のメリット・デメリット
主な軽自動車のメリット・デメリットは以下の通りです。
- メリット:価格が安い・維持費が安い・小回りが利いて運転しやすい・燃費がいい
- デメリット:乗車人数が最大4人まで・エンジンのパワーが弱い・走行性能が劣る
何と言っても軽自動車の一番大きなメリットは、本体価格と維持費が安く抑えられる点です。
税制面や保険料なども、普通車に比べて安く済みます。
たとえば、普通車の小型車と比べ、毎年支払う自動車税は1万4200円も安くなります。
さらには、高速道路や有料道路の料金も安くなります。
軽自動車はボディサイズや乗用定員、排気量の上限が定められています。
デメリットとしては4人以上乗れないことや、エンジンパワーが弱い・走行性能が劣ることなどが挙げられます。
上手な軽自動車の選び方
「軽自動車は壊れやすいのでは?」と不安に思う人も多いと思います。
そこで、丈夫な軽自動車を選ぶときは「2021年日本自動車耐久品質調査」を参考にすることをおすすめします。
日本自動車耐久品質調査とは、自動車の耐久品質に関するユーザー評価を集めた調査資料になります。
ブランド別や車種別のランキングがあり、丈夫な車種やメーカーを判断できます。
ちなみに、2021年度の一番耐久品質の良いメーカーは「トヨタ」でした。
またモデルは、モデルチェンジから少し期間が経ったものがおすすめです。
何故ならもし不具合があった場合でも、順次改善されていくからです。
そのため発売されたばかりのモデルより、少し期間が経ったモデルのほうが故障しにくい可能性が高いと思われます。
軽自動車の寿命は?
軽自動車の寿命は、普通車の70〜80%程度といわれています。
具体的には、新車登録から「12年及び走行距離12万km」が目安です。
もちろん消耗品や必要な部品を定期的に交換しメンテナンスすることで、それ以上長く乗れる軽自動車もあります。
ただし、13年目から以下のデメリットがあることも覚えておきましょう。
- 軽自動車税が高くなる
- 燃費が悪くなる
- 安全性能が古いものになる
まとめ
いかがでしたか??
今回は「2022年版 買ってはいけない軽自動車とは?」について解説してきました。
軽自動車も一昔前のイメージを完全に払拭し、今では普通車に負けないくらいのクオリティを醸し出しています。
さて、今回の記事のポイントとしては…
- 乗り心地が悪い
- 安全性能が充実していない
- 燃費が悪い
- 使用用途に合っていない
上記のポイントをしっかりと抑えて、後悔しない軽自動車選びをエンジョイしましょう(*^-^*)
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