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ガソリン車とディーゼル車は何が違うの?それぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめてみました

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クルマのエンジンには「ガソリンエンジン」「ディーゼルエンジン」があります。

クルマに詳しくない方や女性の方には【違いが良くわからない】方も多いはず。

 

実は私も店長時代にお客様からこの質問は何回か受けたことがありました。

なので今回はガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違いや特徴などをお話していこうと思います(*^。^*)

 

 

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違い

ガソリンエンジン

 

ガソリンエンジンは主に乗用車に搭載されている事が多いです。

ガソリンエンジンの特徴としてはエンジンを高回転で回す事によってパワーを発揮し、振動が少なくなめらかで尚且つキビキビ走る事に優れています。

 

ガソリンにはレギュラーガソリンハイオクガソリンの2種類があり、エンジンの仕様によってどちらのガソリンを使用するかが決まります。

ディーゼルエンジン

 

一方のディーゼルエンジンは主にSUVやトラック、更には路線バスや観光バスの様な大きくて重いクルマに搭載される事が多いです。

 

その特徴としてはガソリン車の様に高回転で回すエンジンとは違い、低回転で力を発揮するエンジンで尚且つ頑丈に作られているので悪路を走るSUVや重たいものを運ぶトラックやバスが適しています。

 

ガソリンエンジンよりも音が大きく振動も強いのが特徴で、燃料には軽油が用いられます。

 

注意!!

最近ではセルフ型のガソリンスタンドが多くなってきましたが「ガソリン車に軽油」「ディーゼル車にガソリン」は絶対に入れないでください!!双方のエンジンの仕様が全く異なるので、間違えて混入させてしまうとエンジンが壊れてしまいます。

 

また「レンタカー」や「カーシェア」など【自分のクルマではない】場合つまり「乗りなれないクルマ」の給油の際は特に注意し、油種の確認は事前に必ず行っておきましょう。

 

ガソリン車のメリット・デメリット

 

メリット

 

  • 高出力が得られる
  • 静粛性が高い
  • 車両価格が抑えられる

 

高出力が得られる

ガソリンエンジンの最大の特徴は高回転でエンジンを回す事で高出力を発揮します。

その為スピードも出しやすく、乗用車(スポーツカー)などに幅広く使用されています。

 

静粛性が高い

ガソリン車はディーゼル車の様に大きな音(ガラガラ音)や振動がないので非常になめらかで静かです。

 

車両価格が抑えられる

ガソリンエンジンは昔からの歴史があり各メーカ―ともガソリンエンジンの生産ラインは整っています。

その為開発コストもそれほどかからず製造コストが安く済む場合がほとんどです。

 

この様な点から同じ車種でエンジンタイプが異なる場合にはガソリン車が安くなる場合が多くあります

 

デメリット

 

  • 燃料代が高いのでその分の維持費がかかってしまう

 

燃料代が高いのでその分の維持費がかかってしまう

ディーゼルエンジンの燃料である「軽油」に比べ単価の高いガソリンを使用するので総合的に見ると維持費が高くなってしまう傾向にあります。

レギュラーガソリンとハイオクガソリンの2種類があるのですが、ハイオクガソリン対応のエンジンになると更に値段が高くなってしまいます

 

ディーゼル車のメリット・デメリット

 

メリット

  • 燃料代が安い
  • 燃費が良い

 

燃料代が安い

ディーゼルエンジンの燃料は「軽油」になるのですが、レギュラーガソリンの値段と比較すると1リットルの値段は約20円~30円ほど安くなります

 

燃費が良い

ガソリンエンジンと違い高回転で回す事が無いディーゼルエンジンなので、ガソリンエンジンと比べる燃費も格段に良くなります

 

デメリット

  • 新車購入時の価格が高い
  • 長期保有すると税制面で不利になる

 

新車購入時の価格が高い

ディーゼル車のエンジンは高圧縮比に耐える強度と燃料噴射の精密性が必要なので製造コストが高くなってしまいます

その分同じ車格のガソリン車とディーゼル車を比べると、ディーゼル車の方が車両本体価格は高くなります

 

長期保有すると税制面で不利になる

ディーゼル車の自動車税は、新車登録後10年経過すると1割増しになります

ガソリン車の場合は新車登録後13年経過で重課になる事を考えると、長く所有する場合は維持費が上がることになります

 

まとめ

ガソリン車は燃料が高価ですが、静粛性や安定性に優れており航続距離や燃料供給に関しては非常に安心できます。

またガソリン車は構造が比較的簡易的であるのと昔からのノウハウが十分にある為、エンジン系統で故障しても修理の手間は少ないです。そのため、修理にかかる費用も時間も少なくなる傾向にあります。

 

ディーゼル車の場合は軽油が燃料になるので、ガソリン車と比較して燃料が安く尚且つ燃費が優れています。

ディーゼル車は長距離や悪路などパワーが必要となる場面が良くある人におすすめです。

 

このようにガソリン車とディーゼル車にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、どちらを選択するかは使用用途によって選択する事をお勧めします(*^▽^*)

 

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この記事を書いた人

くろぼん

くろぼんと申します。 自動車販売店・自動車買取店の店長の前歴を持ちながら 現在はとある業種の事務方をやっております。 主に初めての自動車に関する出来事について自分が思った事や、あなたに伝えたい事・あなたが知りたい事・豆知識などを発信していきます。 何か少しでも今後のお役に立てばこれ幸いでございます(*^-^*)

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