【クルマの寿命】クルマは一体何万キロまで走れる??
あなたのクルマの走行距離は現在何キロですか??
中には10万キロ以上大事に乗っている方も多くいると思います。
今回も店長時代にお客様からよく質問された「クルマは何キロまで乗れるの?」についてお話していこうと思います。
クルマの寿命=走行距離と考えると非常に大事な事なので、今後の参考に是非お付き合いください(*^-^*)
クルマの走行距離の限界
一昔前(1990年代)のクルマの走行距離の限界(寿命)としては平均して10万キロと言われていました。
走行距離の平均は大体1年で1万キロと言われているので10年または10万キロと言う感じですね。
その頃になってくるとエンジンの限界と同時にボディの痛みも目立つようになっていました。
しかし現在のクルマに関して言うならばデータ上はやはり10万キロ~15万キロと言われていますが、実際のところは定期的なメンテナンスだけで30万キロも楽勝と言われています。
タイミングベルト
先程の10万キロは、何を根拠に出された数字なのか?
それは「タイミングベルト」の劣化のタイミングからくる数字なのです。
タイミングベルトとはエンジン内部のパーツで、ベルトが切れる事を回避する為交換目安を自動車メーカーが10万キロと推奨しています。
しかし、最近の車にはタイミングベルトの代わりにタイミングチェーンというパーツが使われ、交換推奨距離が30万キロにまで伸びています。
メンテナンスは必須
いくら10万キロ~30万キロ乗れると言っても先にお話しした通り【メンテナンスは必須】という事です。
何もメンテナンスをせずに10万キロ走れるかと言ったら、ほぼ間違いなく「走る事はできません」と答えます(;^_^A
車検の時にしっかりと整備してもらう事はみなさんある程度は問題ないでしょうが、それ以外の定期的なメンテナンスは意外と怠りがちになる物です。
基本的には「オイル交換」くらいはしっかりとしておく事が必須になってくるでしょう。
推奨されているオイル交換の時期は「5,000kmまたは6ヵ月」と言われています。
※ターボ車は「2,500kmまたは3ヵ月」
クルマを長く乗る事のリスク
しっかりメンテナンスをする事でクルマはデータ以上の走行距離を走る事ができ長く乗る事が可能になりますが、クルマを長く乗る事でのリスクも出てきます。
- 部品供給のストップ
- 税金が高くなる
部品供給のストップ
これはクルマに限らず色々なものにあり得る事ですが、やはり長く乗ってるとその間に修理用の部品やメンテナンス用の部品の供給がストップしてしまいます。
複数のクルマに使用する汎用部品であれば供給も長く行われる事もありますが、そのクルマだけの専用部品となると部品が無くなってしまった時点で何もできなくなってしまいます。
もちろんこだわりがあってどうしても部品が欲しい場合には「特注」で作ってもらう事も可能だとは思いますが、非常に高価になってしまうので維持が非常に大変になってきます。
税金が高くなる
クルマは長く乗っていると自動車税・自動車重量税が高くなってしまいます。
これは国に納める税金なので、必ず支払わなければなりません。
なのでクルマを長く乗る為にはその辺りもしっかり理解しておかないといけませんね。
まとめ
各メーカーの推奨データなどもありますが、クルマの寿命を延ばす一番の方法はやはり日頃のメンテナンスが一番ではないでしょうか。
20年以上前のクルマを新車同様に綺麗に乗っていらっしゃる方もたくさんいます。
やはりクルマも生き物と考え、家族同様に丁寧に乗っていれば何万キロでも走れてしまいそうです(*^-^*)
しかしやはりそれなりにリスクもあるので、そこもしっかり頭に入れて維持していかないといけません。
私の愛車もそろそろ10万キロ… そろそろメンテナンスしないとなぁ…
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