【ナンバープレート豆知識】種類や数字、色の違いを解析しましょう!!
クルマには基本的に車体の前後に「ナンバープレート」が装着されています。
自分の好きな数字に出来る希望ナンバー制度などもありますが、実際ナンバープレートの「見方」や「役割」などはご存じでしょうか??
普段何気に目にしているナンバープレートも、実はその本来の情報などについては分からない人がほとんどではないかと思います。
そこで今回は豆知識として「ナンバープレート」の読み方や種類について、お話していこうと思います(*^。^*)
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ナンバープレートの読み方
まずは一般的なナンバープレートの数字や記号について解説していきましょう!!
- 地域名
- 分類番号
- 判別文字
- 一連指定番号
地域名
ナンバープレートの上段の左側に記載されている文字(漢字・ひらがな)※上の図では「東京」と書いてある場所(実際には東京ナンバーは存在しません)
これはクルマを登録している所轄の運輸支局や自動車検査場を表す地域名になります。
この地域名は全国で100種類以上にのぼります。
分類番号
ナンバープレートの上段の右側に記載されている数字(2桁・3桁)※上の図では「300」と書いてある場所
これはクルマの種別や用途別の分類などを表しています。
最近の3桁のナンバーにはアルファベットが一文字入っているものもあります。
判別文字
ナンバープレートの下段の左側に記載されているひらがな一文字※上の図では「あ」と書いてある場所
これは自家用車・事業用車などを判別する為の文字になります。
稀にこの部分がアルファベットのクルマがありますが、これは米軍基地で登録されているクルマになります。
一連指定番号
ナンバープレートの下段に一番大きく書かれている数字※上の図では「12-34」と書いてある場所
この数字は1桁~4桁で構成されていて、1~9999で表されます。
昔は交付の順番で数字が割り当てられていましたが、現在では「希望ナンバー制度」が導入され自由に番号が選べるようになっています。
◆上記の全ての情報から車両の特定が出来る様になっています。
ナンバープレートの種類
ナンバープレートは色や大きさや分類番号など、様々な部分で種類が分けられます。
ここではナンバープレートで判断出来るの車両の区別などについて解説していきましょう!!
ナンバープレートの色の違い
色 | 区別 |
白色のプレート
緑色の文字 |
自家用自動車 |
緑色のプレート
白色の文字 |
事業用自動車 |
黄色のプレート
黒色の文字 |
自家用軽自動車 |
黒色のプレート
黄色の文字 |
事業用軽自動車 |
「2019年ラグビーワールドカップ記念」や「2020年東京オリンピック記念」のナンバープレートがあり、通常は白色、1,000円以上の寄付をすれば柄付きの白色ナンバーを取得することができます。
その影響で軽自動車でも白色ナンバーを取りつけることができる様になっている為、今では非常に人気が出ています。
交付費用は1万円程度かかり、申し込みから取り付けまで10日から2週間ほどかかります。
- 観光バス・タクシー
- 運送企業の貨物トラック
- 軽貨物業で配達用の軽自動車
ナンバープレートの大きさの違い
大きさ | 区別 |
大サイズ
(22cm×44cm) |
車両重量8t以上もしくは最大積載量5t以上の車両など |
中サイズ
(16.5cm×33cm) |
普通乗用車など |
小サイズ
(12.5cm×23cm) |
小型二輪車や軽自動車など |
分類番号の最初の数字での振り分け
分類番号 | 区別 |
【1】から始まる | 普通貨物
大型トラックなど |
【2】から始まる | 普通乗用自動車
バスなど |
【3】から始まる | 普通乗用自動車
普通自動車 |
【4】から始まる | 小型貨物自動車
軽バン・軽トラックなど |
【5】【7】から始まる | 小型乗用自動車
小型自動車 |
【8】から始まる | 特殊用途自動車
消防車・救急車など |
【9】から始まる | 大型特殊自動車
フォークリフトなど |
【0】から始まる | 大型特殊自動車
建設機械など |
ナンバープレートの封印について
リアナンバープレートの左上ボルトに付いているアルミカバー(漢字が一文字書いてある)は、ナンバープレートを任意に脱着できないようにするための封印であると同時に、正式にナンバープレートを取得したことの証となります。
ナンバープレートの封印は、国土交通大臣または運輸支局職員の封印取付受託者のみが行えるもので、封印が外された状態やナンバープレートが付いていない状態で走行をした場合は番号標表示義務違反が適用され、反則点2点と6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられます。
ただし、運輸支局ではなく軽自動車検査協会で登録手続きをする軽自動車にはナンバープレートの封印はありません。
ナンバープレートに関する法律について
ナンバープレートや封印を外した状態での走行は法律で硬く禁じられていて、保安基準と国土交通省令によって取付位置や取付け方法などが明確に定められています。
2016年4月1日からはカバーなどでの被覆やシールの貼り付け、取付角度の変更や折り返しなどの走行中の判別を妨げる取付方法が厳しくなりました。
また取付位置については詳しく言及されていない為、ナンバープレートの移設は可能です。
しかしその場合は一定の角度を保ったまま見やすい位置に設置する必要があり、上記に違反した場合は50万円以下の罰金が課せられます。
まとめ
普段何気なく目にするナンバープレートですが、調べてみるとかなり奥が深く面白いですね(#^^#)
今までは一番メインな4桁の数字を見るくらいで、後の情報はほとんど頭に入ってきていません。
ちなみにですが、あなたは自分のクルマのナンバープレートをちゃんと覚えていますか??
これって意外と分からない人は多いはずです!!
私は自分のクルマのナンバーは「判別文字」(ひらがな)が何だったか覚えていません(;^_^A これを機に、しっかり覚えておこ~っと。
その昔クルマのナンバープレートの番号が自分で選ばなかった時代は、納車までの間に「今回はどんな番号で来るかなぁ~」なんてワクワクしていた事を思い出しました。
仮にそれで自分の好まない番号なんかが入ってた日にゃ~…とりあえず一回落ち込むんですよね(笑)「うわぁ~このナンバーで次のクルマまで乗るのかぁ~」的な(+_+) そう考えると今では自分で番号を決められるのは有難いですよね~。
うんうん…いい時代になったもんだ。
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