【スタッドレスタイヤ】いつ履き替える??ベストなタイミングを検証!!
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寒い冬がやってくると、マイカーオーナーさん達が考える事と言えば…
「スタッドレスタイヤに履き替え」の儀式をどのタイミングで行うか、ではないでしょうか??
張り切って早く履きすぎてもタイヤに負担がかかるし、天気予報をみて慌てて履き替えたりと…
なかなかタイミングが難しいですよね(;^_^A
そこで今回はスタッドレスタイヤの交換時期についてお話していこうと思います。
これからスタッドレスタイヤを履き替えようとしている方は、是非とも参考にして見て下さい(*^-^*)
クリックで飛ばせる目次
スタッドレスタイヤとサマータイヤの違いは??
履き替えのタイミングをお話する前に、まずはタイヤの属性についてお話していきましょう。
今回初めてスタッドレスタイヤに履き替える方もいると思いますからね(*^-^*)
「そんなこたぁもう知ってるよ!」と言う方は、上の目次から飛ばして読んで下さい(;^ω^)
タイヤの摩耗について
スタッドレスタイヤは、凍った路面でもしっかりとグリップするためにサマータイヤよりも柔らかい構造をしています。
そのため、当然ながら雪のないアスファルトの路面を走るとサマータイヤよりも摩耗の進行が早くなります。
グリップ性能について
スタッドレスタイヤのトレッド面(タイヤの溝)を見てみると、サマータイヤと比べて縦横に細かな溝が設けられているのが見えると思います。
このおかげで、雪が降り積もった路面でも安定して地面を捉えてくれます。
しかし逆に溝が細かすぎると、雨の場合はを効率よく排出することができません。
逆にサマータイヤは雨天時の走行も想定して作られていますので、効率よく雨を排出できるように太めの溝が数本設けられています。
そのため、雨天時にはサマータイヤと比べるとグリップ性能が落ちてしまいます。
ブレーキ性能について
先にもお話した通り柔らかいゴムのスタッドレスタイヤは、夏場になるとゴムが柔らかくなりすぎて摩擦力が弱まってしまいます。
それ以外にもブレーキをかけた際の圧力にブロック表面にある細かな切れ込み(サイプ)が耐えきれず、ゴムが大きく変形してしまいます。
その結果、踏ん張りが効きかずに制動距離が長くなってしまいます。
燃費について
柔らかいタイヤのコンパウンドは転がり抵抗も大きくするため、燃費が悪くなる傾向があります。
また、スタッドレスタイヤは柔らかい分タイヤの剛性を上げるために強度を増しており、その分重量が重く少なからずとも燃費やハンドリングに影響を与えます。
オールシーズンタイヤ
実はその他に「オールシーズンタイヤ」というものがあります。
海外では割と普及しているタイヤで、燃費はサマータイヤとスタッドレスタイヤの中間です。
また、サマータイヤと異なり雪道も走ることができますので、高速道路で「冬用タイヤ規制」が出ても安心です。
ただしトレッドパターンはサマータイヤに近いためアイスバーンを走ることができませんし、雪道もスタッドレスタイヤほど安定して走れるものでもありません。
値段はスタッドレスタイヤと比較すると若干高めですが、年に2回の交換費用を考慮するとお得かもしれません。
しかしその分、サマータイヤやスタッドレスタイヤと比較すると性能は劣るとも言えます。
【各タイヤの比較】
スタッドレスタイヤ | サマータイヤ | オールシーズンタイヤ | |
乾いた路面 | △ | ◎ | 〇 |
雨に濡れた路面 | △ | ◎ | 〇 |
雪道 | ◎ | × | 〇 |
アイスバーン | ◎ | × | △ |
燃費 | × | ◎ | △ |
スタッドレスタイヤの交換時期
スタッドレスタイヤについて理解して頂いたところで、ここから本題に入っていきましょう!!
スタッドレスタイヤはいつ履き替えたら良いのか?? についてお話していきますね。
初雪に時期について
スタッドレスタイヤと言えば「雪」なので、まずは主要都市の「初雪から降り収め」の時期を見て行きましょう!!
【過去の初雪~降り収めまでの平均データ】
初雪 | 降り収め | |
札幌 | 10/28 | 4/19 |
秋田 | 11/13 | 4/6 |
仙台 | 11/24 | 4/7 |
宇都宮 | 12/18 | 3/22 |
東京 | 1/3 | 3/11 |
新潟 | 11/24 | 3/30 |
名古屋 | 12/20 | 3/7 |
大阪 | 12/22 | 3/11 |
福岡 | 12/15 | 3/5 |
※1980年~2010年のデータになります
気温
上記の表の様にスタッドレスタイヤへの交換時期は、初雪が1つの目安になります。
しかし、気温も重要な指標だと知っていますか?
雪が降らなくても最低気温が低下してきたら、スタッドレスタイヤに履き替えるタイミングであると覚えておくのも良いでしょう。
スタッドレスタイヤへの交換は、雪道を走ることを意識して行う方が大半でしょう。
しかし、初雪が降る前や着雪がないような地域でも外気温が7度を下回るようになったら、スタッドレスタイヤへの交換は大きなメリットがあります。
なぜなら、サマータイヤは外気温7度以下の環境ではゴムが硬くなり、グリップ力が低下してしまいます。
そのため結果として、制動距離が長くなってしまいます。
一方で、スタッドレスタイヤはサマータイヤよりもゴムが柔らかいため、7度以下の低温時にこそ高いグリップ力を発揮します。
よって雪やアイスバーンでなくても、気温が低いときにはスタッドレスタイヤが最適なのです。
スタッドレスタイヤの寿命は?
スタッドレスタイヤは、適切な時期に買い替えをすることが必要です。
走行距離や使用年数で判断する時もありますが、基本的にはタイヤの状態を確認して、買い替えるかどうか(スタッドレスタイヤに寿命が近づいてきているかどうか)を判断します。
ここでは、「寿命の平均年数」と「買い替え時期の見分け方」をご説明します。
スタッドレスタイヤの平均寿命
スタッドレスタイヤの平均寿命は、約3年~4年になります。
ただしこの年数は使用開始からの時期ではなく、製造年月日からの年数です。
スタッドレスタイヤはゴム製品になるため、使用していない時にも経年劣化が起こります。
よって、スタッドレスタイヤは製造年月日を意識して購入するといいでしょう。
サマータイヤとスタッドレスタイヤの寿命は違う?
結果から言うとサマータイヤとスタッドレスタイヤとでは、平均寿命が異なります。
サマータイヤの寿命の目安は約5年または走行距離5万キロとなっているのに対し、スタッドレスタイヤの平均寿命が約3〜4年となっています。
この平均寿命の違いは、タイヤに使われているゴムの違いによるものです。
スタッドレスタイヤは冬場の気温に耐えられるように柔らかい発泡ゴムが使われているため、硬いゴムが使われている夏タイヤと比べてどうしても寿命が短くなってしまうのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
正直「この日にスタッドレスタイヤに履き替えて下さい!!」と言うピンポイントな日にちは言えません(´;ω;`)
何故なら地域も違えば、気温や環境がバラバラだからです。
しかし、今回お話させて頂いた内容を踏まえていく事で大体の交換時期は見えてくるでしょう!
ただ、遅いよりは早めの交換が適している事はなんとなくわかりますよね(*^-^*)
もしこれからスタッドレスタイヤを購入される予定の方は、お早めに行動した方が良いかもしれません。
雪のハイシーズンになってしまうと、タイヤ販売店でも在庫が薄くなってしまいますので、目当てのタイヤがゲットできなくなってしまう可能性も高くなります。
タイヤは唯一クルマと路面が接地する大事な部分なので、クルマを安全に使用する為にはしっかりしたタイヤが必要不可欠です。
交換時期ももちろんですが、タイヤの寿命を十分に把握しておく事も大切になってきますね(*^-^*)
私は「スパイクタイヤ」世代なので、ぶっちゃけ今でもスタッドレスタイヤに絶対の安心感は持っていませんが…(;^_^A
それでも日々開発されているスタッドレスタイヤに安全を委ねて、さらなる安全運転につとめましょう~~!!
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