【ガソリン価格】値上がりの原因は?今後の価格は?いったいどうなっちゃうの??
あなたは「ガソリン価格」に関して気になっている事はありませんか?
私は…あります、ありまくりです!!
ガソリンってなぜあんなにコロコロと価格が変わるのか?
そしていつまで値上りが続くのか??
このままでは旅行なんかはもちろん、近場に買い物に行くにもビクビクしていまいますよね(´;ω;`)
そこで今回はガソリン価格についてのお話をして行こうと思います。
是非とも最後までお付き合いの程、宜しくお願い致します(*^^*)
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ガソリンの価格はどうやって決まる?
ガソリンの価格は「原油生産量や為替動向」「政治背景や需要と供給のバランス」など、さまざまな要素が絡み合って決まります。
ガソリンスタンドで販売される小売価格は、「原油価格+精製費+輸送費+企業利益+税金」の合計です。
その中でも、原油価格と税金は大きな割合を占めています。
価格の大半が原油価格と税金
ガソリンには、「ガソリン税」と「石油税」の2つの税金がかかっています。
また、ガソリン税は揮発油税と地方揮発油税を合算したものです。
1Lあたりのガソリン税は、28.7円です。
そこに暫定税率25.1円が加えられ、さらに石油税2.8円がプラスされます。
そして、そのそれぞれに消費税10%がかかります。
ガソリン価格に最も大きな影響を与えるのが原油価格です。
ガソリンの原料である原油価格は、先物取引価格と為替レートによって決まります。
これらは、世界的な需要と供給のバランスと各国の政策が影響します。
また地方の山間部や島は輸送費が高くつくため、価格が上がる傾向にあります。
ハイオク・レギュラーの価格差
高性能エンジン向けのガソリンであるハイオクガソリンの価格も、レギュラーガソリンと同じ基準で価格が決まります。
ただし、ハイオクガソリンには添加剤と添加物により発生する燃えカスを洗浄するための薬剤が加えられています。
そのため、レギュラーガソリンよりも1Lあたり10円程度高くなります。
ガソリン価格が変動する理由は?
ここでは、ガソリン価格が変動する理由について解説していきます。
いくつかの理由が考えられるので、ひとつずつ説明していきますね。
- 原油価格の変動
- 石油精製会社の卸価格の変動
- 需要が高くなる時期に変動
- 原油から作られる物の需要
- 為替の影響
- 国際情勢の影響
原油価格の変動
原油の価格が変動する事で、それに伴いガソリン価格も変動します。
石油精製会社の卸価格の変動
ガソリンは「石油精製工場」で作られています。
そのため石油精製会社が卸価格を変動すると、それに伴いガソリン価格も変動します。
需要が高くなる時期に変動
行楽シーズンや大型連休などがある時は、旅行などに向かう人も多くなります。
その様な時期には需要が伸びる為、ガソリン価格も変動します。
原油から作られる物の需要
原油がら作られるものは、ガソリンだけではありません。
例えば、灯油や衣類なども作られています。
それらの生産や需要にも左右され、ガソリン価格の変動が起こります。
為替の影響
日本は、原油の大半を輸入しています。
そのため為替相場の動きによる影響からも、ガソリン価格の変動が起こります。
国際情勢の影響
先程、原油の大半を輸入しているという説明をしました。
その輸入先の中東情勢が不安定の時は、その影響でガソリン価格が変動します。
今後のガソリンは?
不安定なウクライナ情勢、円安ドル高などにより、原油価格の先行きは今も不透明です。
政府は石油元売り会社に補助金を拠出して、価格抑制を要請したうえでガソリン基準価格を引き下げていました。
それにより消費者への影響を最小限に抑えることが出来ていました。
そんな補助金も2023年6月から徐々に減額になり、2023年9月には終了するという情報が入っています。
依然緊迫する世界情勢や補助金の終了などの影響から、ガソリン価格は今後も値上りが続く可能性も懸念されています。
トリガー条項の凍結解除で光が見えるかも?
ガソリン価格を抑える奥の手として、ガソリン税の一部を廃止する「トリガー条項」の凍結解除があります。
トリガー条項とは、レギュラーガソリンの価格が3ヵ月連続で160円を超えたことを引き金(トリガー)に、ガソリン税に上乗せされている25.1円の暫定税率を撤廃するものです。
トリガー条項を発動させれば、ガソリン価格は単純に25.1円安くなります。
しかし政府はトリガー条項の凍結解除による大幅減税ではなく、石油元売会社への補助と基準価格を保つことで価格維持を狙う方針を固めているそうです。
凍結解除についても検討はするものの、当面は先送りする旨を発表しています。
セルフ式ガソリンスタンドを利用しよう
前述したとおり、まだまだ暫くはガソリンの高騰は続くと予想されています(´;ω;`)
しかしそんな中でも少しでもガソリンを安く給油する為の方法として、「セルフ式のガソリンスタンド」があります。
給油時に店舗スタッフが給油してくれる「フルサービス」のガソリンスタンドでは、人件費がガソリン価格に上乗せされています。
その人件費分を浮かす為にも、セルフ式ガソリンスタンドの利用をおすすめします!!
また高速道路のサービスエリアやパーキングエリアなどにあるガソリンスタンドは、基本的には一般道の店舗より5円~10円/L高いです。
これは非常にもったいないので、高速道路に入る前には必ず満タン給油しておきましょう!!
エコドライブに努めよう
ガソリンは、「エコドライブ」を心掛けることで消費を抑えることができます。
つまり燃費の良くなる運転を心がけようと言う事です(*^-^*)
燃費はクルマに装備されている燃費計や、エコドライブナビゲーションなどで確認することができます。
燃費は穏やかな走行を心がけることでアップします。
発進時の最初の5秒で時速20km程度の穏やかな発進を心がけると、10%程度の燃費改善が期待できるといわれています。
また、ガソリンスタンドなどで定期的にタイヤの空気圧が不足していないか確認することも燃費悪化を防げます。
まとめ
いかがでしたか?
今回はガソリン価格の変動の理由や、今後の予想などについて解説させて頂きました。
まだまだ厳しい状況に変わりはありませんが、少しでも負担が少なくなる対策も考えておきましょう(*^^*)
一番簡単に出来る事は「エコドライブ」だと思います。
お出かけには時間に余裕をもって、急がず焦らずエコドライブにつとめましょう!!
そして給油は「セルフ式」をおすすめします!!
いつかガソリンの値下がりがあると信じて、今を頑張って乗り切りましょう!!
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