【運転免許証の紛失】紛失時の届出及び再交付の方法を解説
現代の身分証明書の代名詞ともいえる「運転免許証」ですが、しっかり保管していてもうっかり落としてしまったり紛失してしまったりする事もあるかもしれません。
そんな場面に直面するとパニックになってしまうかもしれませんが、そこはひとつ落ち着いて冷静に行動する事が一番大切です。
そこで今回は運転免許証を無くしてしまった時の対処法についてお話してい行きましょう!!
まさかの事態に備えて事前に覚えておくと良いでしょう(*^▽^*)
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運転免許証を紛失してしまった場合
運転免許証を紛失した状態でクルマの運転をする事は、道路交通法で禁じられています。
また道路交通法ではクルマを運転する際は運転免許証を携帯する事と、警察官から運転免許証の提示を求められた際にはすみやかに提示することが義務付けられています。
更に運転免許証は紛失したけれども、運転免許証自体は取得しているとの考えで免許証を所持せずに運転すると、「運転免許証不携帯」として【反則金3,000円】が科せられてしまいます。
運転免許証を紛失したら早急に再交付の手続きを取り、再交付されるまでは決して運転はしてはいけません!!
運転免許証を紛失してしまった場合の手続き
運転免許証を無くしてしまったと気づいたら、まずは心当たりの場所に直接行くか連絡するなどして有無を確認しましょう。
意外とそれで見つかるケースは非常に多いです。
しかしそれでもどこにも見当たらない場合には、すみやかに以下の手続きを行いましょう。
- 遺失物届の届出をする
- 信用情報機関への申告
- 運転免許証の再交付手続き
遺失物届の届出をする
まずは「遺失物届」を提出するところから始まります。
遺失物届を提出する事で、仮に免許証が見つかった時にはすぐに連絡を貰う事ができます。
ちにみにこの届出は非常に重要で、もし自分の免許証が他人に悪用され事件になったとしても、遺失物届を提出している事で事件とは関係ない事が主張ができます。
また遺失物届を提出する際にはどの様な状況で紛失したのかを聞かれますので、予め自分の中で状況を整理しておく事で作業がラクに進みます。
お近くの交番や所轄の警察署などで届出をする事ができますが、ここ最近ではインターネットからでも申請が出来る自治体も増えて来てます。
信用情報機関への申告
運転免許証は「身分証明書」としても多く利用されるので、借入や高額取引などに悪用されてしまう可能性も考えられます。
その様な可能性を少しでも減らす為に、「信用情報機関」にも運転免許証の紛失を申告しておくと良いでしょう。
各信用情報機関で申告方法は異なるので、サイトを確認しながら手続きを進めてみましょう。
運転免許証の再交付
上記の届け出や申請が無事に終了したら、ここからは運転免許の再交付の手続きについてお話していきましょう。
運転免許証センター・試験場で手続きをする場合
運転免許センターや運転免許試験場で免許証の再交付を依頼する場合は、時間的には比較的早く免許証を手に入れることが可能です。
時間帯にもよりますが、申請したその日に即日免許証を受け取ることも可能です。
基本的には平日の9時~12時と13時~17時の間が受付時間となっていて、混み合っていなければすぐに案内してくれます。
ただし再交付には1時間~3時間ほど時間がかかるので、当日交付を希望の場合には早い時間に行くことをおすすめします。
警察署で手続きをする場合
警察署で再交付を申請した場合は申請から交付までに約2週間程の時間がかかってしまいます。
郵送でも対応はしてくれるのですが、その場合には当たり前ですが郵送料金がかかってしまうので正直あまりおすすめはできません。
そう考えると短時間で再交付が可能な、運転免許センターや運転免許試験場で手続きをするのが最良の考えだと思います。
運転免許証再交付に必要な書類
ここでは運転免許の再交付に必要な書類をご説明しましょう!!
全て揃えて持っていけば面倒な作業は一度で終わらせられるので、抜かりの無いように確認をしましょう。
身分証明書
本来では身分証明で運転免許証を使用しますが、今回は運転免許の再交付に必要な身分証明書になるので、ここでは運転免許証以外での身分証明書が必要になります。
下記のいずれかの書類があれば、問題は無いでしょう。
- マイナンバーカード(写真付き)
- 健康保険証
- 年金手帳
- 住民票
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書(現住所記載必須)
申請用写真
免許証を再交付するということで、免許証に添付する為の写真が必要になってきます。
運転免許センターや試験場での申請の場合は現地で撮ってくれますが、警察署での申請の場合はあらかじめ写真を撮り自分で持っていく必要があります。
大きさとしては、縦3cm×横2.4cmの写真を持参すると良いでしょう。
写真の注意点としては「6か月以内に撮影したもの」を持っていく必要があります。
せっかく持って行っても古い写真だと、審査が通らない場合があるので気を付けましょう。
運転免許証再交付申請書
運転免許証再交付申請書は事前に用意する必要はなく、申請場所に用意してある書類になります。
手続きをしていく際に必要な必須提出書類になるので、受付スタッフの指示に従って記入項目に内容を書いて申請受付を済ませましょう。
運転免許証紛失顛末書
運転免許証紛失顛末書(てん末書)は、なぜ運転免許の再発行を行わなくてはいけないのかを記入する書類になります。
ちなみにこの書類も申請場所に用意されているので、免許証を再発行する理由を覚えている範囲で記載できるところを埋めていきましょう。
中にはサインをするだけで対応してくれる場所もあるので、再発行しに行った場所の受付指示に従って作業を進めて行きましょう。
暗証番号(4ケタ)
これは準備する書類とは違いますが、最近ではICチップ付きの運転免許証を交付している関係で4ケタの暗証番号を2組設定する必要があります。
事前に決めておくと事でスムーズに作業が進むでしょう。
印鑑
認印で問題ありません。
運転免許証再交付の手数料
運転免許再交付の手数料は、2,250円です。
まとめ
まとめとして運転免許証を無くした場合は、「絶対に運転をしてはいけません」
まずは遺失物届や信用情報機関に申請をした後に、免許証再交付を行っていきましょう。
運転免許証は車を運転することが出来て、尚且つ身分証明にもなる万能な証明書です。
しかしその反面免許証を無くしてしなった時には、悪用される可能性も十分にあります。
免許証を無くしてしまった事に気づいたら、早めに動いてリスクを最大限に少なくする事を一番に考えましょう。
過去に私も一度だけ免許証を紛失したことがあり、実際に運転免許の再交付をしてもらった事があります(;^_^A
以前のブログでもお話したかと思いますが、免許証を入れたカバンを置き引きされてしまったのが原因です。
置き引きは良くない行為ですが、カバンを置きっぱなしにした私ももちろん良くなかったと思います。
先程もお話しましたが運転免許証は身分証明書でもあるので、保管には細心の注意を払いましょう!!
ちなみに置き引きされて紛失した時の免許証の写真…かっこよく映ってて気に行ってたんだけどなぁ~(T_T)
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