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【左ハンドル】日本ではアリ?ナシ?左ハンドルのメリット・デメリット

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日本のクルマ(国産車)は基本的に右ハンドルと決まっていますが、外国のクルマ(輸入車)は左ハンドルが主流です。

それは各国の道路事情で決められているのですが、ここ数年では輸入車の右ハンドル仕様も非常に多くなっている傾向もみられます。

 

果たして日本の道路事情での左ハンドルは便利なのか?不便なのか? を左ハンドル好きの私が解析してみようと思います!!(*^。^*)

 

 

なぜ右ハンドルと左ハンドルがあるのか

 

 

ここでは右ハンドルと左ハンドルについての「豆知識」を少々お話ししようかなと思います(*^-^*)

 

冒頭にもお話しましたが、ハンドルの左右の違いは各国の道路交通事情によって分かれています。

ではなぜ「左側通行」と「右側通行」の国があるのか?? どのように分けられたのか??

っと疑問に感じたことはありませんか??

 

道路交通事情の歴史はとても古く、【フランス革命】の時代まで遡ります。

 

その時代17世紀後半のヨーロッパでは兵士達はまだ剣を所持している時代でした。

そして西洋・東洋と問わず、ほとんどの兵士は右利きで剣を左側に差していたのです。(日本も同様)

 

そうなると、右側通行だと人同士がすれ違う際に剣同士が接触してします。

そのため怪我をする恐れもあることから、自然と人は左側通行を行うようになりました。

 

さらに、その流れで馬車なども左側通行を行うようになったと言われています。

 

 

ところがフランスの皇帝ナポレオンが、その時既にフランスで施行していた「右側通行」を支配下の欧州各国に浸透させる事となります。

 

何故なら「ナポレオンが左利き」だった為、右側に剣を差していた事が理由と言われています。

その為ナポレオン戦争で征服されてしまった欧州各国や付随する植民地などは、右側通行に交通網を整えなくてはならない状況になりました。

 

しかしイギリスに関してはナポレオンに征服されなかった事から、左側通行のまま変更することなく現代まで来ています。

 

そしてクルマの左ハンドルに関しても、ナポレオンが浸透させた交通ルールに沿って右側通行に合わせたものとなっています。

 

なので外国車でもイギリスのクルマは日本と同じ右ハンドルが現代でも採用されている訳です!!

日本で左ハンドルのクルマに乗るメリット

 

本題に入りましょう!!

まずは右ハンドル国の日本で左ハンドルのクルマに乗るメリットを紹介していきましょう!!

 

  • 乗り降りがしやすい
  • 左側ギリギリまで寄せられる
  • 左折の際に巻き込みの確認がしやすい
  • 優越感に浸れる

 

乗り降りがしやすい

本来右ハンドルのクルマで路肩にクルマを停車させて乗り降りする際、対向車の走る右側から降りて左側に廻らないといけません。

 

しかし左ハンドルの場合には左側にクルマを寄せたらそのまま左側から乗り降りできるので、危険か伴うリスクも少なく子供を乗り降りさせるのにも安全が確保できます。

 

左側ギリギリまで寄せられる

少し狭い道路を走行中に大きめの対向車が来た場合でも、左ハンドル車は運転席側のギリギリまでクルマを寄せる事が出来ます。

 

しかし逆に対向車側の感覚はつかみにくいかもしれません

 

左折の際に巻き込みの確認がしやすい

運転席が左側にあるので、左折時の巻き込みの確認や歩行者の確認をミラー越しではなく直接確認でききます。

 

優越感に浸れる

左ハンドル車のイメージとしては、やはり【高級車】のイメージではないでしょうか?

 

道路を走っている時も誰かを乗せる時でも、やはり左ハンドル車は一目置かれる存在です( *´艸`)

左ハンドル車に憧れる人の大半はこの「優越感」を得たいというのが大きいのではないかと思います。

 

左ハンドルというステータスを目標に仕事を頑張る人もたくさんいるはずです。

 

日本で左ハンドルのクルマに乗るデメリット

 

やはり道路事情が右ハンドル仕様になている日本では、それなりにデメリットも多々あります。

左ハンドル車のデメリットを紹介していきましょう。

 

  • ウインカーやワイパーの位置が逆になる
  • 駐車場の入退場が面倒
  • 右折や追い越しの際に対向車が見えにくい
  • ドライブスルーの注文が遠い

 

ウインカーやワイパーの位置が逆になる

右ハンドル車の場合ウインカーが右側でワイパーが左側に装備されていますが、左ハンドル車の場合はその位置関係が逆になります。

 

なので慣れていないと交差点に入る際にワイパーを動かしてしまったり、ワイパーを動かすつもりでウインカーを出してしまったりという「お約束」をかましてしまう可能性があります。

 

駐車場の入退場が面倒

最近では、高速道路の料金所に関しては「ETC」の普及で面倒は無くなりつつあります。

 

しかし有料駐車場での入退場に関してはまだ不便が多いのが現状です。

助手席に誰かが乗ってくれている場合には問題ありませんが、一人の場合はその都度クルマから降りて反対側に廻りカードを取ったり料金の支払いをしないといけません。

 

雨なんか降ってる時には最悪ですよね。

 

右折や追い越しの際に対向車が見えにくい

運転席が左側にある為、右折時や追い越しの際にはどうしても対向車の確認がしにくくなってしまいます。

 

右側に運転席がある場合には少し頭を動かせば確認出来ますが、左側の場合はそうはいきません。

助手席に誰か乗っている場合には確認をしてもらえますが、一人の時の右折や追い越しには十分余裕をもって臨まないと大事故につながる可能性があります。

 

ドライブスルーの注文が遠い

ファストフードなどのドライブスルーを利用しようとした場合、注文を受ける機械は右側にあります

 

右ハンドル車であればメニューも良く見えるし、注文も普通にお話すれば問題ありません。

しかし左ハンドル車の場合はなかなか面倒な事になってしまいます。

 

まずメニューが遠くちょっと目が悪い人には見え辛く、注文も普通より少し元気にハキハキ言わないと相手に伝わりません。

また料金の支払いや商品の受け取りも非常に面倒です。

まとめ

 

実用的にはやはり左側通行には右ハンドル車の方が適している様に感じます。

(まぁ当然と言われればそれまでですが(;^_^A)

 

しかしメリットも無いわけではないので、ポジティブに考えたら左ハンドル車も十分対応出来るのではないでしょうか?

とにかく左ハンドル車に乗りたい方は、過剰すぎるくらいの確認や安全運転は必須になってくると考えた方が良いでしょう。

 

これから左ハンドル車の購入を検討している方は、デメリットも納得した上で決断しましょう!!

一番手っ取り早い解決方法は「いつも助手席に誰かを乗せる事」です(笑)

 

くろぼんの独り言

私は今こそ国産車に落ち着いていますが、若かりし頃は左ハンドル車ばかりを運転していました。

(人と違うクルマが乗りたかったというへそ曲がりな考えが原因です(*ノωノ))

 

基本的には「アメ車」と呼ばれる部類でしたが、私自身は運転に関しては全てを超越して左ハンドル車が好きなので、デメリットに関しては何も苦労を感じまでせんでした!

無理な追い越しはしなかったし、駐車場や料金所では「マジックハンド」を使って対処していました。

 

しかし…排気量が大きいクルマばかりだったのでガソリン代や税金は正直しんどかったですねぇ~。

でもまた機会があるなら迷わず左ハンドル車に乗りたいと思っています!!

 

 

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この記事を書いた人

くろぼん

くろぼんと申します。 自動車販売店・自動車買取店の店長の前歴を持ちながら 現在はとある業種の事務方をやっております。 主に初めての自動車に関する出来事について自分が思った事や、あなたに伝えたい事・あなたが知りたい事・豆知識などを発信していきます。 何か少しでも今後のお役に立てばこれ幸いでございます(*^-^*)

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