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【クソ車上荒らし】チョー腹立つ!!車上荒らしに遭わない為の対策

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あなたは自分の大事な愛車が「車上荒らし」の被害に遭った事はありますか?

窓ガラスを割られたり、クルマの中のカーナビやオーディオなどを盗まれる事だけが車上荒らしではありません。

 

クルマのボディに故意的にキズや凹みを付けられる、いわゆる「10円パンチ」や「ドアパンチ」もれっきとした車上荒らしです!!

今回はそんな腹の立つ「車上荒らし」に遭わない為の対策についてお話していこうと思います。

 

 

車上荒らしの手口

 

まずは主に使われる車上荒らしの手口と、ここ数年で増加傾向にある新たな手口を紹介します。

 

  • 窓ガラスを割って車内に進入する手口
  • リレーアタック法を使って車内に進入する手口

 

窓ガラスを割って車内に進入する手口

窓ガラスを割って車内に侵入する手口」は、昔から車上荒らしの中でも最もスタンダードな手口となります。

窓ガラスの中でも主に「三角ガラスを割る」手口が主流とされており、理由としては割れても目立たず大きな音が出ないという点にあります。

 

窓ガラスさえ割ってしまえばドアの鍵を開けることも容易になる事から、車上荒らしにとっては最も好都合という事になります。

また高い知識を持つ犯人は、クルマのキーがなくとも鍵穴や配線を細工してエンジンをかけてしまう場合があります。

 

そういった場合は一度車ごと盗み、人目に付かない場所に移動して犯行に及ぶ事もあります。

最近では防犯のために強化ガラスが使われている車が多いものの、窓が完全に閉まっていなかったりするとガラスの強度が落ちてしまいます。

その場合は叩けば比較的簡単に割れる仕組みになっている場合が多いので、強化ガラスだから安心というわけではありません。

 

リレーアタック法を使って車内に進入する手口

近年の車種にほとんど搭載されている「スマートキー」は、離れた場所やポケットの中でも鍵が開けられたり、エンジンをかける事ができる便利な機能です。

しかし、スマートキーの電波を受信・発信する特殊な機械を使った車上荒らしが増えています。

 

この様に微弱な電波を常に発しているスマートキーを利用する手口を「リレーアタック」と言い、主に以下の手順で犯行を行います。

 

・グループの1人が、ターゲットの車のスマートキーを持った運転手に近付く
・別の人物が特別な装置で電波を受信し、電波を増幅させてほかの仲間に送信
・増幅した電波をリレーしながら、ターゲットの車に近付く
・鍵を解除した後、エンジンをかけて車ごと盗難

 

厄介なのがスマートキーはイモビライザー(セキュリティシステム)と連動するものが多いので、リレーアタックされてしまうと両方とも無効化されてしまうのです。

そのため車のパーツなどの部分的な盗難ではなく、車両ごと盗み車両を解体して販売したり、海外に輸出されたりする被害が多く発生しています。

 

対策として

リレーアタックの対策法は、微弱な電波を遮断するのが一番の方法です。リレーアタックを防止するグッズや、スマートキーを金属の容器で保管するなど、できる限りの対策をとることをおすすめします。

 

狙われやすいクルマとは

 

車上荒らしの被害件数は年々減少傾向にあるものの、クルマの種類によって大きく変わります。

国内の場合、特定のクルマにとくに被害が集中する傾向があります。2020年の車上荒らしの発生件数ナンバーワンだったのが、トヨタの「ランドクルーザー」です。

 

前年にトップだったプリウスを抜き、1位になりました。

その他にもレクサス・LXや実用性に優れるワンボックスカーのハイエースも、上位に入る事がおおく被害件数が多く狙われやすいクルマと言えるでしょう。

 

こういった狙われやすいクルマは、車体内部の部品が比較的高く売れるという特徴が挙げられます。

車上荒らしの犯人は、手に入れたクルマを海外などに売るケースが多く、高値で売りやすい部品がついているクルマはやはり狙われやすくなるのが現実です。

 

狙われやすい時間帯

 

車上荒らしの発生率が高いのが、深夜から朝にかけての時間帯です。

具体的には夜22時以降~朝9時までは、車上荒らしの被害件数が多くなる傾向があります。

 

人通りが少ないこともあり、人目を避けて作業をするのに格好な条件が揃っている為このような時間帯の犯行となります。

また車上荒らしの被害が多い場所としては、レジャー施設の駐車場や契約駐車場などが挙げられます。

 

こういった駐車場は比較的スペースが広く、夜間から朝にかけてはとくに人目につきにくくなります。

更に誰でも出入りができる事から、盗難などの車上荒らしの件数も増えるのが一般的です。

 

もう一つ意外に多いのが「自宅で車上荒らしの被害に遭うケース」です。

自宅の庭先や駐車場で車上荒らしに遭ってしまうケースも少なくありません。

 

車庫スペースが屋外にある場合は、とくに要注意となります。

 

車上荒らし対策として

 

  • ドアロックは必ずかける
  • 車上荒らしの起きやすい場所を意識しておく
  • セキュリティシステム(イモビライザー)搭載のクルマを選ぶ
  • 駐車場に防犯カメラを設置する
  • 防犯対策グッズを利用する

 

ドアロックは必ずかける

車上荒らし対策の基本中の基本は、必ずクルマにロックをかけておくこと、クルマに鍵を残しておかないことです。

自宅の敷地内にクルマを置いていたりガレージの中にクルマを保管してある場合、油断や慣れから鍵をかけないままにしてしまったり、クルマに鍵をつけっぱなしで置いてしまっている場合があります。

 

これでは車上荒らしやクルマの盗難をたくらんでいる犯人に、「クルマの中の物や車自体を持って行って下さい」と言っているようなものです!!

 

また、バッグなどの貴重品が入っていると思われるようなものをクルマの外から見て分かるような目立つ場所には、絶対に置かないことも大切です。

 

車上荒らしの起きやすい場所を意識しておく

車上荒らしの発生場所として、道路上と駐車場が最も多いと言う報告がされています。

 

この結果から、路上駐車をしているクルマが狙われやすいのはもちろん、きちんと駐車場に停めているクルマでも被害が発生していることが分かります。

 

自宅に駐車場がなく、離れた場所で駐車場を借りている場合は、タイムリーに確認するのが難しい場合もありますので、より対策に気を遣う必要があります。

 

セキュリティシステム(イモビライザー)搭載のクルマを選ぶ

最近ではクルマのセキュリティ対策も非常に強化されており、クルマに予め盗難防止や車上荒らし対策に有効な機能が取り付けられています。

 

もちろんイモビライザーもその一つです。

イモビライザーとは「電子キーの照合」を意味し、不正なキーによってクルマに侵入した場合はエンジンの始動ができないようになっているシステムです。

 

これはクルマ本体の盗難防止にも有効なのですが、不正に作られた鍵によって車が開けられた場合のはアラーム音が鳴る仕組みになっていますので、車上荒らし対策としても大変有効なのです。

 

ポイント

イモビライザーは後付けすることも可能なので、搭載されていないクルマは取り付けてみるのがおすすめです。

 

駐車場に防犯カメラを設置する

車上荒らし対策として、防犯カメラを駐車場に設置するのも良い方法です。

 

クルマを駐車してある場所が人通りが少なく死角になりやすい場所だと、車上荒らしや盗難に遭う危険性が高くなります。

また万が一被害にあったとき防犯カメラを付けておけば、素早い犯人逮捕につながるかもしれません。

 

防犯対策グッズを利用する

セキュリティアラーム

衝撃センサーや温度センサーにより、車の異常を感知して音や光での威嚇や、持ち主へトラブルを知らせることができます。

 

センサーライト

セキュリティアラームと同様、人の動きを感知してライトが自動で点灯します。

自宅の駐車場に設置することで、暗闇を好む犯罪者を遠ざける効果があります。

 

防犯フィルム

車の窓ガラスに防犯フィルムを貼ることでガラスの耐久力が増します。

割るのに時間がかかるため、短時間で盗難を済ませようとしている犯罪者を遠ざける効果があります。

 

 

 

 

 

車上荒らしに遭ってしまったら

 

遭ってはならない事ですが、もし車上荒らしに遭ってしまった場合の対処方法をお伝えします。

 

まず警察に通報

まずやるべき事は「警察への通報」です。

その場では動揺してしまうかもしれませんが、1秒でも早く警察に通報することで犯人の逃走を防ぐことができるかもしれません。

 

犯人を捕まえる可能性を少しでも高くするためにもとても重要です。

 

ポイント

車上荒らしを確認したら証拠保全の為、出来る限り車両に入ることは避けた方がよいでしょう。

場合によっては犯人につながる手掛かりを消してしまう事になりかねません。

 

盗まれたものを確認

警察の検分が終わった後は、盗まれたものを確認しましょう。

中でもまず確認するべきなのが、「クレジットカードやETCカードの類」です。

 

これらは盗難後に不正利用される可能性があるので、直ちにカード会社に連絡をして利用停止の申請を行なってください。

 

ポイント

この時、利用停止をした時刻を覚えておき、盗難にあってから利用停止するまでの間に利用されていないか履歴を確認することも大切です。

この確認によって、犯人の行動がつかめるかもしれません。

 

車両保険に関する手続きを行う

クルマを購入する際に任意保険の「車両保険」に加入している場合は、クルマの破損部分に対して保険金が支払われます。

クルマごと盗まれる事態を除く車上荒らしの場合は、車両のどこかを破損させた状態で犯行に及んでいる場合がほとんどである為、万が一に備えて車両保険には加入しておいた方が良いでしょう。

 

ただ、車上荒らしの被害に保険を使用する場合、契約内容によっては警察署への被害届提出が必要な場合があります。

万が一申し出ていないと保険金が支払われないケースも考えられるため、被害届は必ず出しておきましょう。

 

まとめ

冒頭でもお話した通り、車上荒らしの手口は以前からあるガラスを割るものと、スマートキーの電波を利用した新たな手口も登場しています。

 

特に後者の手口はカーナビやカーオーディオなどの部品を盗むのではなく、車ごと盗まれるので注意が必要です。

また、車のロックを必ずかける、セキュリティシステム非搭載の車種は防犯対策グッズを取り入れる、といった工夫を取り入れましょう。

 

くろぼんの独り言

私も4年ほど前に車上荒らしの被害に遭ったなぁ~(; ・`д・´)

当時乗ってたクルマはスマートキーではなかったので、鍵穴をバツグンに壊されて使い物にならなくなってしまった。

結局ドアは空けられずに何も取られてはいなかったんでけど、メッチャ腹立った思い出がある。駐車場には監視カメラもあったんだけど、未だに犯人は特定できず…。悔しい思い出となりました(´;ω;`)

 

もし今後犯人が捕まったら…どうしてやろうかな~~~♪

 

 

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この記事を書いた人

くろぼん

くろぼんと申します。 自動車販売店・自動車買取店の店長の前歴を持ちながら 現在はとある業種の事務方をやっております。 主に初めての自動車に関する出来事について自分が思った事や、あなたに伝えたい事・あなたが知りたい事・豆知識などを発信していきます。 何か少しでも今後のお役に立てばこれ幸いでございます(*^-^*)

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