【公認車検】クルマの構造変更について必要書類や流れの紹介

• コピーしました

愛車はやはり「カッコいい」方が良い！！っと考えている方は多いのではないでしょうか。

もちろん私もその考えには大賛成です(*^▽^*)

 

そうなると必要不可欠になってくるのが「改造」ですよね～。

しかし周りの人たちと同じような改造では気が済まない様なヘビーな改造をする場合には、当然車検に通らない事も想定されます。

 

そこで今回は【改造車】をしっかりと車検を通して乗る為の方法と必要書類や流れについてお話していきましょう！！

 

 

構造変更申請・公認車検

 

クルマの改造によってそのクルマの規格が変わってしまう場合、基本的には「違法改造車」と言う扱いになってしまい車検を通す事が出来なくなってしまいます。

つまり公道を走る事が出来なくなってしまうということです。

 

せっかくお金をかけて愛車をカッコ良くしても、走る事が出来なければ何も意味がありませんよね。

そうならない為にやらなければいけない事が【構造変更申請】と【公認車検】です！！

 

それでは構造変更申請の方法や公認車検について説明していきましょう(*^-^*)

 

構造変更申請

クルマの改造に伴い変更事項が発生した場合（外寸・重量・定員・排気量・形状など）には構造変更申請をしないといけません。

 

例を挙げると「オーバーフェンダーを装着して外寸が大きくなった」「後部座席を取り外して乗車定員が変更になった」「エンジンを乗せ換えて排気量が大きくなった」などが考えられます。

 

しかし軽度の変更の場合（車検の通る範囲内）は申請が要らない場合もあるので、事前の確認はしっかりと行っておいた方が良いでしょう。

 

構造変更申請に必要な書類

構造変更申請の手続きは所轄の運輸支局で行う事が出来ます、その為に必要な書類は以下の通りになります。

 

自身で保管している物	作成して提出する物
車検証	改造自動車等届出書
点検整備記録簿	改造等概要説明書
自動車重量税納付書	改造箇所添付書類
自賠責保険証明書	手数料納付書

 

上記以外に状況により所有者・使用者の委任状が必要になる可能性もあります。

また作成して提出する書類に関しては申請に必要書類は様々なので、申請前に事前に必要書類の確認もしておきましょう。

 

確認に関しては所轄の運輸支局にて対応してもらえます。

 

構造変更申請にかかる費用

構造変更申請にかかる費用は以下の通りになります。

車両種類	費用
小型車	￥2,000
小型車以外	￥2,100

 

公認車検

 

構造変更が終了したら次は「公認車検」を受けないといけません。

この場合の車検は「違法改造車」から「合法車両」にする為の車検になります。

 

ではどこを改造した場合に公認車検が必要になるのか？！を以下にまとめました。

 

• エンジン
• 駆動系
• 走行装置
• 操縦装置
• 制御装置
• 緩衝装置

 

エンジン

エンジンの排気量の変更・型式の違うエンジンに乗せ換え

 

駆動系

ドライブシャフトの変更・プロペラシャフトの変更・トランスミッションの変更・駆動軸数の変更

 

走行装置

フロントアクスルの変更・リヤアクスルの変更・軸数の変更

 

操縦装置

ハンドル位置の変更・操舵軸数の変更・リンク装置の変更

 

制御装置

ブレーキ構造の変更

 

緩衝装置

サスペンションの種類変更・緩衝装置の懸架方式の変更

 

公認車検を受ける事であなたのクルマは違法改造車から合法車両に変身します！！

その場合には車検証の型式欄の通常の型式の後に【改】の文字が入ります。

まとめ

 

今回は違法改造車両を合法車両にする方法のお話をしましたが「正直自分では出来そうにない」と感じる方や「自分で申請するのは面倒」と感じる方は、業者に依頼して全ての作業をお任せする事も出来ます。

 

しかしその場合には当たり前ですが手数料がかかりますので（業者により手数料はさまざま）依頼したい業者に事前にどのくらいの費用がかかるのか、確認しておいた方が良いでしょう。

 

 

 

• コピーしました